400年前、新宿が真っ赤に染まったほど盛んに栽培されていたという内藤とうがらし。
明治期に栽培が途絶えてしまいましたが、現在は復活させるプロジェクトが広がり、新宿の各地域で普及活動が活発に繰り広げられています。
平成28年10月1日(土)~10日(月)には「第3回新宿内藤とうがらしフェア」が開催されます。
新宿区内のレストランやデパート等の店舗、そして新宿御苑で内藤とうがらしに出会えるチャンスです。
それに先駆けて新宿御苑では、エコハウスで「内藤とうがらし歴史文化展」が始まりました。
パネルでは、内藤町という土地の名前にもなった内藤家について、そして内藤とうがらしの歴史が可愛らしい絵で紹介されています。
このほか、春の「内藤とうがらしフェア」で募集した応募作品の展示もあり、ご家庭で大切に栽培してくださっている様子が伝わってきます。
おとなりの「レストランゆりのき」では、内藤とうがらしをつかった御苑オリジナルメニューをご用意しています。
内藤とうがらしの辛さは、鷹の爪の半分ほどと優しいお味。旨味成分があるということも分かってきました。お料理の味を引き立てます。
スイーツとの相性も良いので、アイスやケーキのご用意もあります。
ご休憩に、是非お立ちよりください。
2016年9月27日 11:00