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 先日お客さまから「ユリノキの花は咲いていますか?」とお問い合わせをいただきました。
 春の花夏の緑秋の黄葉と、四季折々に変化する装いが楽しめますが、「冬にも花は咲くのだったかしら?」とユリノキを訪ねてみることにしました。
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 冬枯れしたミルクティー色の芝生に、葉を落とした巨樹が堂々とたたずむイギリス風景式庭園。その広い芝生の中央で、ゆったりと枝を伸ばしているのが、新宿御苑のシンボルツリーとして親しまれるユリノキです。
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 巨樹を見上げると、すぐにユリノキの“冬の花”が見つかりました。近くで見ると、ますますお花にそっくりですね。これはいったいなんだと思いますか?
 
 明日1月15日は「いちごの日」。これは「いい(1)いち(1)ご(5)」の語呂合わせから、全国いちご消費拡大協議会により制定された記念日です。
 12月から5月はとくにイチゴが多く出回る旬の時期なので、店先などでも目にする機会が多いのではないでしょうか。
 イチゴは生で食べるのが定番ですが、ソースやジャム、ジュースの材料や、アイスクリームやケーキ、チョコレート、いちご大福、フルーツあんみつなど、和洋さまざまにスイーツに用いられることも多いですね。
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(写真:「内藤とうがらしとイチゴのソース添えアイスクリーム」甘さとスパイスのハーモニー♪レストランゆりのき、カフェはなのきでご提供しています)
 
 子どもから大人まで幅広い世代に愛されるイチゴですが、じつは新宿御苑とも深いつながりがあるのは知っていますか?
 明治時代の新宿御苑は宮中の御料農場で、野菜や果樹、花卉の栽培研究を進め、民間への普及にも力を入れました。明治31年(1898)には、現在のイチゴのルーツとなる「福羽苺」を作出し、その後、高級品種として全国でも栽培されるようになりました。
 
 今日はそんな新宿御苑とイチゴの歴史にまつわるエピソードをご紹介いたします。
 
 朝から雲ひとつない快晴ですが、気温は10℃を下回り肌寒い日となっています。ご来園されたお客様の服装も厚手のコートにマフラーや手袋を付け、防寒対策をされて冬の御苑散策を楽しまれていらっしゃいます。
 新宿門から入られて大木戸門へ向かう園路を進んでいくと、旧洋館御休所の前に円錐形の美しい樹形のヒマラヤスギがご覧いただけます。
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(旧洋館御休所前のヒマラヤスギ)
 昨日12月22日は一年で最も日が短い「冬至」でした。冬至の翌日である今日から、だんだんと昼間の時間が長くなってゆきますね。昨日はゆず風呂で身体を温めたり、カボチャを召し上がった方もいらっしゃるのではないでしょうか。冬至の日にゆず湯に入り、かぼちゃを食べると、一年風邪をひかないとされ、古くからの日本の家庭の伝統行事になっていますね。
 
 新宿御苑にはユズの木がありますが、かぼちゃにも歴史的なとても深いつながりがあります。
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 江戸時代の新宿御苑は、徳川家康の家臣の信州高遠藩主・内藤家の下屋敷で、敷地内の菜園でさまざまな農作物が栽培されていました。その頃の御苑で作られた野菜のひとつに「内藤カボチャ」があります。おなじみ内藤とうがらしをはじめ、練馬ダイコンや滝野川ごぼう、伝統小松菜などと同じ江戸東京野菜のひとつです。
(写真:内藤カボチャと内藤とうがらし)
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(写真:ゆずの実/サービスセンター近くに木があります)
 
 台風18号が接近している影響か、朝から雨脚が強くなったり弱くなったりと不安定な気候となっています。ご来園されたお客様も雨を避けるように、休憩所で雨の風景を眺めたり、温室鑑賞などを楽しまれていらっしゃいます。
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 「巨樹」をテーマに、新宿御苑の歴史的な巨樹をご紹介するシリーズも第7回となる今回は、日本に自生する広葉樹であるカツラをご紹介します。
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 連日気温が30℃近くまで上がり、夏が戻ってきたかのような気候となっています。ご来園されたお客様は、日向を避けて日陰の多い外周園路やイギリス風景式庭園の巨樹が作り出す木陰にレジャーシートを拡げてピクニックするなど、休日をのんびりと過ごされていました。
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「新宿門の近くの大木のプラタナスは何歳くらいなの?」とお客様よりインフォメーションセンターにお問い合わせがありました。街路樹などでよく見かけるプラタナスですが、新宿御苑が発祥の地となっているのをご存知ですか?
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 松の葉に残った雨粒に太陽の光が射してキラキラと輝いています。木陰は気持ちの良い風が吹き抜けお散歩にぴったりの気候になりました。
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 「巨樹の歴史を知ろう!」第6回目はハクモクレンをご紹介します。
 
 本日8月31日は『野菜の日』です。これは昭和58年(1983)に全国青果物商業協同組合連合会など9団体が、「もっと野菜のことを知ってほしい」という想いで「8(ヤ)3(サ)1(イ)」の語呂合わせから制定した記念日です。
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 新宿ゆかりの江戸東京野菜・内藤とうがらしをはじめ、新宿御苑の歴史をひも解いていくと、さまざまな野菜が登場するのはご存知でしょうか?
 今日は野菜の日にちなみ、「新宿御苑と野菜」をテーマに、御苑の歴史と関わりの深い野菜をご紹介したいと思います。
(写真:内藤とうがらし※現在、園内で鉢の展示は行っておりません)
 
歴史 2017年8月23日 12:58

旧洋館御休所

 8月に入ってから連日雨が降り、秋を思わせるような涼しい日が続いていましたが、本日は久しぶりに青空が広がり夏らしいお天気となっています。気温もぐんぐんと上がり、お昼ごろには35℃近くまでなり、ご来園されたお客様も日傘や帽子などを身に着け、木蔭を巡りながら散策を楽しまれていらっしゃいました。
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 サービスセンター近くで、お客様に「素敵な建物があるけど、あれは何かしら?」とご質問を頂きました。こちらは、旧洋館御休所という明治大正期における皇室関係の庭園休息施設としては唯一の遺構であり、平成13年(2001)に重要文化財(建造物)に指定された建物です。
 ツツジ山の一角に、独創的な形の老木があるのをご存知でしょうか?この木は北アメリカ原産の落葉高木アメリカキササゲです。新宿御苑の記録では、明治7年(1874)にラクウショウやヒマラヤシーダーとともに種子を輸入して栽培したのがはじまりとされており、この木は、その当時に植えられたものと言われています。
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2018年1月

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