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庭園を守るお仕事通信秋号【菊班】

庭園を守る取り組み

11月1日から日本庭園で開催される秋の伝統行事・菊花壇展。9月下旬から上家(うわや)作りが始まりました。

菊花壇展の花形である「大作り菊」の移動、現場での整形が同時に進んでいます。

一株から数百輪もの花を咲かせる大作り菊。花芽を付けた枝を折らないように、枝を上にまとめた状態で慎重に移動します。枝が傷つかないように日よけ棚から運び出して台車に載せます。

作業中、スタッフたちの声に耳をすますと、「もう少し新宿!四谷に戻って!」「池!ちょっと山に倒して!」などと新宿御苑独自の指示が飛び交います。台車には、菊を支えるスタッフも同乗して、日本庭園へと向かいます。日本庭園へのルートは、段差や傾斜のない道を選びますが、菊に枝がかかりそうな箇所も多く、専用の道具で枝を持ち上げながら慎重に進めます。

上家で待機していた木製の鉢に入れる段階で、土を入れながら高さの調整を行います。

大作り菊は美しい半円状に大きく広げていくため、鉄骨での支えが必要です

要である骨組み作りは、水平かつ左右均等になるよう調整しながら時間をかけて行います。

骨組みが出来上がると、設計図をもとに枝の配置を行います。たくさんの枝は夏の間、計画的に長さに変化をつけて育ててきました。

昨年の7月から1年以上かけて栽培している大作り菊。いよいよ晴れ舞台の準備が大詰めを迎えました。

 

■菊花壇展■
【会期】11月1日(土)~11月15日(土)
【時間】9:00~16:00(閉園16:30)
【会場】日本庭園
【主催】環境省新宿御苑管理事務所

 

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