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花壇の花の植替えとチューリップ球根(1000球)の植え付けを行いました

開催報告・レポート

新宿御苑には丸花壇、三角花壇の二つの花壇があり、季節の雰囲気にあわせて植替えと、日々の手入れを行っています。

12月12日(月)の休園日に、(公社)園芸文化協会の園芸家の奥峰子さんに監修をいただき、冬~春季に向けた花の植替えと、チューリップ球根の植え付けを行いました。
国民公園協会では、新宿御苑における園芸文化の普及啓発事業において、園芸文化協会と協働で菊花壇展観菊会や花市場などのイベントを行ってきました。
>新宿御苑菊花壇展観菊会(2022/11/12)記事はこちら

まずはじめに三角花壇で花の植替えを行いました。
中央の丸いエリアにはキンギョソウ“キャンディートップス”、外側の三角エリアは中央にノースポール、周囲にビオラ“バニーイヤーズ”を配置します。
花色のバランスや苗の生長する大きさを考えながら、花壇周辺の風景とも調和するようにデザインします。

植栽場所が決まったら、花苗を植え込みます。
柔らかい苗を傷つけないように、また、寒い季節なので苗の根を崩さないように気を付けました。

(写真↑:キンギョソウ“キャンディートップス”)

(写真↑:ノースポール)

(写真↑:ビオラ“バニーイヤーズ”)

続いてチューリップの球根を植えこみます。

三角花壇には白色の「銀盃(ぎんぱい)」、黄色の「カラクテール」、オレンジ色の「イルデオレンジ」の3品種の球根を植えました。
土の深さは球根3個分が目安です。

次に丸花壇へ移動しました。
中央の丸いエリアにバラが6品種、周囲にビオラ、ヒューケラ、ワスレナグサ、リナリアを植栽しています。
外側の扇形のエリアはシロタエギクです。

(写真↑:ビオラ)

(写真↑:ヒューケラ)

(写真↑:ワスレナグサ)

(写真↑:リナリア)

(写真↑:シロタエギク)

丸花壇にもチューリップの球根を植えこみます。

こちらはピンク色の「由子(ゆうこ)」、紫色の「ショーケース」、黄色の「月浪漫」の3品種です。

三角花壇と丸花壇あわせて1000球のチューリップ球根を植えました。

咲いた花を愛でるのはもちろんのこと、球根が芽を出して花が咲く日を待つのも楽しみですね。
花が咲く事で花壇の雰囲気も変わり、花色の混ざり具合もどんどん変化します。
これからの植物たちの生長をどうぞあたたかく見守ってくださいね。

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