2015バードウォッチング「旅立つ冬鳥たちを見送ろう」
2015年3月7日(土)9:30~12:30
小雨模様の寒い日となりましたが今年は雨天時に備えて講習会を準備していたため、先ず屋内でのレクチャーからスタートしました。
飛翔時の羽根の模様による雌雄の見分けポイント、メジロが蜜を吸うためにツバキの花びらにぶら下がってつける小さな爪穴の話など、スライドを使って分かり易く、また興味深い話で楽しませてくれました。レクチャーの間に天気が回復することを期待しましたが、願いかなわず不安定な天気の中でバードウォッチングがスタートしました。芝地でツグミ、シジュウカラ、ハクセキレイが飛び跳ね、空にはヒメアマツバメが気持ちよさそうに翼を返し、またお濠ではハシビロガモ、ヒドリガモなど数種類のカモ達が戯れ、珍しいヨシガモの美しい羽根の模様に魅了されました。続いてバンやオオバンの潜水の様子、石垣を伝わり歩くキセキレイ、じっと魚を見つめるカワセミを観察。終点桜田門ではノスリが高い松の木からあたりを見下ろす姿を観察することが出来ました。後一か月もすれば冬鳥は北国へ旅立ち、お濠に渡り鳥はいなくなってしまいます。予定時間延長となってしまいましたが、別れを惜しみつつ昼少し過ぎての解散となりました。
スライドを見ながら先ずは鳥のお勉強。
小雨の中でのバードウオッチング開始
空を見てください、ヒメアマツバメです。
旅立ち前の準備に忙しそうなカモ達