最新情報

夏休みこども企画 新宿御苑のバックヤード探検「菊の栽培技術」を開催しました

開催報告・レポート

2026年8月11日(火・祝)、夏休みこども企画「新宿御苑のバックヤード探検」として、菊栽培所で親子体験イベントを開催しました。8日に行われた「温室の食虫植物」に続いて第二弾のイベント開催です。

今回の舞台は、普段は公開していない菊栽培所のバックヤードです。秋に開催される「菊花壇展」に向けて、夏の暑い時期にも続けられている菊の栽培の様子を見学しながら、本物の菊の苗を手に取ってじっくり観察しました。

まずは大作りに使う大菊の苗を植木鉢から抜き、根についた土をバケツの水でやさしく洗い流しました。
土の中から現れたのはたくさんの細い根。根をきれいにしたあとは、苗を手元に置いてすみずみまで観察します。


参加したお子さまたちには、根の本数を数えたり、葉っぱの形や生え方を観察したり、気づいたことをスケッチしたりしてもらいました。
根の本数を実際に数えてみると、なんと100本近くもあることが分かり、「こんなにあるの!?」と驚く声も聞かれました。
なかには実際に植物の根を見たり触ったりするのが初めてというお子さまも。普段は土の中に隠れている根を手元に置き、いろいろな角度からまじまじと観察する姿が見られました。

観察の最後には、一人ずつ自分が見つけたことや気づいたことを発表しました。
「根がたくさんありました」「細い根がいっぱいありました」など、それぞれが自分の目で確かめたことを発表。ほかのお子さまたちの発表にも耳を傾けながら、同じ菊でもいろいろな見方や発見があることを知りました。

続いて、場所を移動して、現在育成中の大作り花壇の苗を見学しました。
大作りの菊は、先ほど観察したものと同じような小さな苗から、苗が大きくなっていく途中で何度も摘芯を繰り返し、枝を増やしながら育てていきます。そうして大切に育てられた菊は、秋には一株から何百輪もの花を咲かせ、大きな花壇をつくります。
今回は、実際にできあがった大作り花壇の写真も見てもらいながら、小さな苗からたくさんの花を咲かせるまでの栽培のステップについて、スタッフが解説しました。

新宿御苑の秋の風物詩である「菊花壇展」は、わずか二週間ほどの特別な催しです。しかし、その美しい菊花壇ができあがるまでには、一年を通した栽培の手間と、細やかな技術があります。
今回は、小さな苗の状態や夏の菊栽培所を実際に見ていただくことで、普段はなかなか見ることのできない、花が咲くまでの菊づくりの様子を知っていただきました。
小さな苗を実際に手に取り根を観察したあとに、そこから何百輪もの花を咲かせる大作り花壇を知ることで、菊が育っていく過程をより身近に感じていただけたのではないでしょうか。
今回の体験をきっかけに、秋の菊花壇展を訪れた際にも、花だけでなく、その美しい姿になるまでの栽培の過程や、菊を育てるスタッフの仕事にも興味を持っていただければうれしく思います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

新宿御苑
自然情報
X
新宿御苑
サービス施設
X
新宿御苑
Instagram
PageTop
知る!遊ぶ!情報サイト 国民公園
知る!遊ぶ!情報サイト 国民公園