庭園を守るお仕事通信秋号【清掃班】
今月は、清掃スタッフの作業から「排水桝の清掃」をピックアップしてご紹介します。
夏から秋にかけては、ゲリラ豪雨や台風の発生によって、激しい雨風など自然災害のリスクが高まる時期でもあります。都市部では短時間に大量の雨が降ることで排水が追いつかず、園内でも一時的に水たまりができることがあります。
近年は異常気象の発生が増えているためことから、清掃スタッフは豪雨の後や台風の上陸する前後に、園内の側溝や排水桝を集中的に清掃しています。
2024年 ゲリラ豪雨時の排水桝

園路脇に設置された排水桝は、雨水を土に浸透させたり、池に流し込んだりする大事な役割を担っています。
しかし、豪雨や台風後には、落ち葉や土が蓋の上や内部にたまり、排水がスムーズにできなくなることがあります。
そのため、蓋や竪穴にたまった土や落ち葉を早めに取り除いて、排水がしっかりできるように整えています。
まず初めに、排水桝の蓋を取り外して、蓋につまった土などを払って綺麗にしていきます。

穴の中を見てみると、排水口のほとんどが土や枯葉で埋まっていました。

この土をはさみ型のスコップで取り除いていきます。
単に溜まった土を取るだけの作業に見えますが、場所によっては、中に根が張っていて、なかなか作業が進みませんが、
清掃スタッフは根気強く土を取り除いていきます。


取り除いた土を見てみると、木の根っこやミミズなどの小さな虫も住んでいて、小さな生態系をつくっていました。

清掃班では、定期的に落ち葉や土を取り除き、排水機能を守っています。
ご来園のみなさまに安心して美しい庭園で過ごしていただけるよう、日々努めてまいります。