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2022新宿御苑フォトコンテスト入賞作品【入選①】

フォトコンテスト入賞作品


小鳥の楽園」 鈴木 望さん
赤いボケの花に取り囲まれるようにメジロが一羽枝に止まってどこか遠くを見ているようです。梅に止まるメジロは多いのですが、ボケの低木に止まったところはあまり見たことがありません。赤と緑の対比が美しい作品です。
撮影日:2018年3月18日
撮影場所:日本庭園


春の風」 白石 幸伸さん
面白い状況を撮りました。大雨の後でしょうか、広場の芝生の上に大きな水たまりが出来ています。芝生が波紋のように波打った模様も面白く、広角レンズで思いっきり寄って撮ったのが功を奏しました。ダイナミックな構成になっています。
撮影日:2022年4月4日
撮影場所:風景式庭園


老木の語らい」 池田 茂昭さん
3つの木の根元を撮って3枚の組み写真にしました。それぞれの形や幹の質感、生えている場所にも違いがあり、上手く組み写真にしたと思います。木にもこんなに違う表情があるのかと気づかされました。観察力、撮影技術、写真を評価する力の全てが備わっていますね。
撮影日:2021年4月11日
撮影場所:中の池


桜雨」 中川 盛一さん
誰も座れない水たまりのベンチが物語る、土砂降りの日。桜は満開、雨で散った花びらが水たまりの縁を彩っています。決してお花見日和とは言え無さそうですが、傘を差して見に来ている人達も結構いるようです。花見の人たち、どんな気持ちで歩いているかなと想像してしまいます。
撮影日:2017年4月11日
撮影場所:中の池


数えきれないハンカチーフ」 松下 敦子さん
去年の春、ハンカチの木にたくさんの白い花がぶら下がりました。十数年前に比べて随分木自体も大きく育ち、花付きも見事でした。またそこに一人の女性がスマホでパチリと撮っているのを入れることで木との大きさの対比もされました。上手いスナップ写真です。
撮影日:2022年4月24日
撮影場所:新宿門近く


アマナ咲く頃」 中野 澄子さん
母と子の森のラクウショウの気根がにょきにょきと生えた木の下に白いオオアマナが一面に咲いていて、妖精の住む森に迷い込んだようにファンタジーな美しい作品です。最近はなかなかここまで群生しなくなってしまい、過去の記録写真としても貴重ですね。
撮影日:2015年4月24日
撮影場所:母と子の森


お留守番」 富永 賢さん
面白い場面を撮りましたね。人の気配の漂うベンチとその後ろには色とりどりのたくさんのリュックサックが並んで、お子さんたちの遠足でしょう。それにしても本人たちはどこへ行っているのでしょう。気になります。タイトルもマッチしてスナップ上級者ですね。
撮影日:2019年5月9日
撮影場所:風景式庭園


梅雨晴れの朝」 津布久 郁夫さん
満開の紫陽花の前で赤ちゃんを抱いたお母さんが、何か説明でもしているように見えます。背中から、色々な事が想像できる素敵な作品です。こんな小さなころから花や植物と触れ合っていたら、きっと自然が大好きなお子さんになるでしょうね。新宿御苑の自然は教育的な役割も担っていますね。
撮影日:2021年6月11日
撮影場所:新宿門近く


新宿御苑の空に」 杉山 薫さん
ブルーインパルスが東京の空を飛行した際の情景を作者はあえて地上で撮影している人々を入れて、客観的にこのイベントの熱狂を撮りました。超広角レンズで撮る事でスケール感がすごいですね。青空の中にくっきりと5本の白いラインが描かれていて、いい位置、いい瞬間を逃さず撮ったと感心しました。
撮影日:2021年7月21日
撮影場所:風景式庭園


奔流」 大野 詳平さん
東京のど真ん中の風景とは思えないほど、迫力ある流れです。スローシャッターで見事に流れの迫力を撮りました。モミジの青さと水流で涼し気な印象もあります。天気が悪い時は素晴らしい作品が撮れるという見本のようです。
撮影日:2021年8月15日
撮影場所:下の池

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