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庭園を守るお仕事通信12月号【植生班】

庭園を守る取り組み

本日は植生班の12月の作業の一部をご紹介します。

夏場の大変な草刈り、芝刈り作業が終わっても、植生班は一年中庭園の美観を保つ為に様々な作業を行っています。

12月に入ってからは、日本庭園・旧御凉亭前に雪吊りを作成しました。本来は雪の重みから樹木の枝を守るためのものですが、近年では東京でも冬景色のお楽しみのひとつとなっていますね。

庭園各所では、樹々が葉を落とし枝や木の状況が確認しやすくなる季節。入念に掛かり枝や危険枝が無いか目視で確認し、発見し次第除去します。

花壇やインフォメーションセンター前のプランターの手入れも植生班の大切なお仕事。ビオラやノースポールなど冬の花壇でお馴染みの花苗を配色を考えながら植替えていきます。

園内の中でも広範囲の芝生地、風景式庭園では、ミルクティー色に染まった芝生の縁刈りを行っています。園路に伸びた芝生を手作業で綺麗に刈り取っていきます。

植生班は日頃より、快適で安全な庭園を目指し、新宿御苑の芝生や草地、花壇、樹林地の維持管理を行っています。作業内容によっては、立ち入り規制など、ご不便ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

(2022年1月7日撮影)

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