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庭園を守るお仕事通信10月号【温室班】

庭園を守る取り組み

本日は、温室班の10月の作業から「土壌改良」をご紹介します。
温室には熱帯の植物を中心に約2700種類の植栽があります。地植えされた植物は、すくすくと成長し、やがて花や果実が実り、来館者の皆様にご覧いただいています。生長した植物を支えている土は、しばらくするとたくさんの根を張り、硬くなり目減りもするので、温室スタッフは年に一度土壌改良を行います。

春に洋らんや観葉植物の植替えを行った時に、鉢から出た軽石、くるみバークや培養土は残土と言います。ゴミなど取り除きビニールハウスに入れて、夏の間中締め切ることで残土を高温殺菌します。


殺菌した残土に、土壌改良剤などを混ぜ込みます。

温室に新しく作った土を混ぜよく耕すことで、空気を十分に含ませて、通気性が良くなり、またすくすくと植物たちが成長できる環境になります。

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