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新宿高校の生徒さんが奉仕活動を行いました

庭園を守る取り組み

本日、新宿御苑の西側に位置する東京都立新宿高等学校の生徒の皆さんが、「総合的な探究」の授業の一環として新宿御苑で美化・清掃活動を行いました。この活動は2007年から毎年行われています。今回は1年生、8クラス318名の生徒が活動しました。

新宿門前に集合し、新宿御苑の庭園管理業務の担当職員から作業内容の説明を受け、4か所に分かれ作業を開始しました。

レストハウス近くではツル草の除草です。ツル草は放っておくとどんどんと伸びて、他の植物の生長の妨げになるので、定期的に除草しています。
木の枝にからまったツルを根っこから引き抜き、すっかりきれいな植込みになりました。

整形式庭園のアスファルトでは砂利を掃く作業です。アスファルトの上に飛び散った小石を熊手やほうきで掃き、アスファルトの道が通りやすいようにします。ちょっとした小石でも怪我の元になりかねません。

プラタナス並木では落ち葉清掃です。この季節は、プラタナスの黄葉が始まり次々と葉が落ちるので、木の根元には多くの葉が落ちて溜まっています。熊手や竹ぼうきで葉を集め、シートで包んで、落ち葉溜めに運びます。作業後はさっぱりとした景観になりました。

桜園地では除草の作業です。草刈り機ではできない凹凸のある場所は人力で除草を行います。広い敷地も、大勢で作業をして短時間できれいになりました。

ひとりで黙々と作業する生徒、友だちと協力して作業をする生徒、職員に質問する生徒など、それぞれが、一生懸命にまた溌溂と作業を行っていました。
作業を通して、広大な新宿御苑を維持・管理することの大切さ、自然と触れ合う楽しさを学んだのではないでしょうか。
新宿高校の生徒のみなさん、ありがとうございました。

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