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新宿高校サッカー部の生徒の皆さんがプラタナス並木の手入れを行いました

庭園を守る取り組み

新宿御苑に隣接する東京都立新宿高校では、年間を通して庭園管理や植物栽培のボランティア活動を行っています。
6月の休園日である6月13日(月)および6月20日(月)の2週にわたって、サッカー部の生徒のみなさんがプラタナス並木の手入れ作業を行いました。

広大な芝生の風景式庭園の先にある整形式庭園。
約160本のプラタナスを植栽した長さ200mの並木道は、ヨーロッパのようなロマンチックな雰囲気。涼やかな風の流れる緑陰のベンチは、御苑の避暑スポットとしても人気があります。

砂利敷きの園路は雑草が繁茂しやすいため、夏場は除草作業が欠かせません。あっという間に緑色のじゅうたんが広がってしまいます。
6月13日(月)は2年生17人、6月20日(月)は1年生21人が参加し、手取り除草作業を行いました。

はじめは慣れない作業に苦戦しつつも、だんだんと要領をつかんでペースアップ。誰が一番多く草を抜くか競い合って、作業を進めました。1時間半でしたが、みるみるうちに元通りのきれいな砂利道になりました。

暑い中の作業でしたが、サッカー部のチームワークで、美しい庭園がよみがえりました。
明治の皇室庭園時代に完成した新宿御苑は、多くの人々の手によって庭園景観が維持されてきました。
これからも地域のみなさんとともに、歴史ある庭園を守ってまいりたいと思いますので、引き続きご協力をお願いいたします。

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