お知らせ

2019新宿御苑フォトコンテスト入賞作品【上位四賞】および審査員総評

開催報告・レポート

 

【主催者あいさつ】

「2019新宿御苑フォトコンテスト入賞作品展」をご覧いただき、誠にありがとうございます。このコンテストは、カメラを通して新宿御苑の自然の素晴らしさを感じ楽しんでいただくため平成3年度から開催され、今年で29回目を迎えました。
今回は北は山形から南は鹿児島まで全国各地296名のみなさまから1180点の作品のご応募をいただき、いずれも甲乙つけがたい力作ばかりでしたが、厳正な審査を経て入賞作品が選ばれました。
多くの方々にご覧いただき、新宿御苑の四季折々の表情と自然の美しさを楽しんでいただければと思います。
フォトコンテストの実施及び写真展の開催にあたり多大なるご支援をいただきました、環境省新宿御苑管理事務所、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社ならびに関係各位に厚く御礼申し上げます。

一般財団法人 国民公園協会 会長 杉山 博孝

 

【審査員総評】

新宿御苑フォトコンテストは今回で29回目を迎えますが、国内で数多く催されているコンテストで四半世紀を超える歴史を持つものはそう多くありません。その背景にあるのは周囲約3.5キロメートル、面積58.3ヘクタール(約18万坪)の園内が見せる様々な貌で、長くここを写している私も度々思わぬ光景に出会っています。
残念なことに昨年の二度の台風で園内は大きな被害を受け、庭園の表情が微妙に変わってしまった部分もあります。ただそれも自然の一部で、そこから再生される未来にどのような風景を見せてくれるか期待も膨らみます。
また新しい試みとして春の桜と秋の紅葉のライトアップ、開園時間の延長も実施されました。これにより今までと違った景色を捉える機会も増え、30周年を迎える来年にはさらに魅力的な作品が寄せられることでしょう。

写真家 木村 正博
写真家 岡本 洋子

 

【環境大臣賞】

「春宵静寂」 村永祐司さん
風景式庭園と玉藻池を隔てる境界林を背景に、宵闇の中に浮き上がる満開の八重桜の一葉(イチヨウ)。私も何度か写している場所と光景ですが、この作品に一味違う趣を添えているのが上空の満月で、静かな春の宵らしさを感じさせます。月の位置がもう少し低いとさらに印象が強くなりましたね。
撮影日:2019年4月18日
撮影場所:風景式庭園

【環境省自然環境局長賞】

「ハルニレの大樹」 福田浩さん
風景式庭園には幾つもの大木がありますが、その中でこのハルニレは独特の存在感を持っています。堂々とした幹と空に伸びる枝の佇まいは古老の趣があり、雨の後なのか黒々とした樹皮に柔らかい日が当たり、爽やかな初秋を思わせます。
撮影日:2019年9月26日
撮影場所:風景式庭園

【環境省新宿御苑管理事務所長賞】

「大温室冬光景」 宮崎昭光さん
大温室の外壁ガラスを実に上手に使い、三枚組の組み写真を作り上げました。一見モノトーンに見えるシンプルな画面の中に、効果的に色を組み合わせたのが効いています。最後のカットに借景のドコモタワーを取り入れ、御苑の大温室であることをさり気なくアピールした気配りも活きています。
撮影日:2019年1月9日
撮影場所:大温室

【一般財団法人国民公園協会会長賞】

「旧御凉亭の四季」 菊地豊さん
このような撮影方法を定点撮影といいますが、旧御凉亭と周囲の季節の移り変わりを組み合わせて変化のある画面を作り出しています。この処いい降雪に恵まれていませんから、最後のカットを写せたときの作者の快哉の声が聞こえるようです。
撮影日:2016年4月3日、2015年4月26日、2019年12月8日、2019年2月9日
撮影場所:日本庭園

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