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【1/27】北の丸公園の歴史遺構 清水門

皇居外苑の見どころ

今回は北の丸公園への入り口のひとつでもある清水門のご紹介です。

清水門は九段下駅と竹橋駅を結んだ、中間あたりに位置しています。

 

創建年代は不明とされていますが、元和6年(1620)には既に存在したとの記録があり

現在の門は明暦の大火後の万治元年(1658)に再建されたものと考えられています。

 

清水門は高麗門と櫓門からなる枡形の形をしています。

この形は敵が直進できないよう直角につくられ、門と門の間に位置する桝形の広場に閉じ込め敵を攻撃できるよう工夫されたものです。

 

門を抜けると高さと幅のある特徴的な階段が目の前に広がっています。

この階段は「雁木坂(がんぎざか)」と呼ばれ

雁(がん)が行列をつくって飛んでいる姿に似ていることからこの名がついたと言われています。

石と土で作られた江戸時代そのままの姿をしたこの階段は、当時を知る貴重な存在の1つです。

 

雁木坂を上がると先ほど通ってきた門を上から見ることもできます。

 

北の丸公園内では四季折々の植物や野鳥観察など、ゆっくりと散策を楽しむことができます。

梅も咲き始めた今日このごろ、是非皇居の北側に位置する森林公園へ遊びにいらしてください♪

 

 

 

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