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【9/13】東御苑の涼スポット

皇居について

9月になりましたが、厳しい暑さが続いています。

涼を求めて海や山へ出かけた方も多いと思いますが

高層ビルに囲まれた皇居周辺でも小さな涼みスポットがあるのをご存知でしょうか。

 

今回は大手門から北桔橋門を目指しつつ東御苑をご案内します。

 

皇居東御苑は皇居の東側に位置する庭園で江戸時代には江戸幕府の中枢があり国を動かす重要な場所でした。

昭和43年から一般公開され約21万㎡の敷地内を自由に散策することができます

 

大手門は江戸城の正面に当たる門で高麗門と渡櫓門の2つからなる『桝形門』の形式をしています。

 

門をくぐり道沿いに進んで行くと右手側に同人番所があり

大きな石垣の間を通ると目の前に百人番所がみえてきます。

 

百人番所を背にして右手側に進んでいくと左手にあるのが白鳥濠。

その向かいにあるのが二の丸雑木林です。

昭和天皇の御発意により都市近郊で失われていく雑木林を復元しようと造成されました。

高い木々に覆われ草木が生い茂っているので時折、涼しい風を感じます。

 

その先を抜けて見えてくるのが二の丸庭園。

九代将軍の家重の時代の庭絵図面をもとに回遊式庭園として復元された日本庭園です。

池の周りを一周できるようになっており、どこからでも美しい景色を眺めることができます。

 

そばには小さな清流があり

水の音に耳を澄ましていると都会にいることを一に瞬だけ忘れさせてくれます。

 

池の周りにはベンチもあるので

自分の好きなスポットを見つけて木陰でゆっくりしてみてはいかがでしょうか?

 

二の丸雑木林の方面に戻り汐見坂をあがると

目の前に広い芝生広場と天守台跡地が見えてきます。

 

天守台の側には桃華楽堂がありその先に進むと北結橋門が見えてきます。

 

北結橋門は東御苑の出入り口になっており、そこを抜けると道路の向かい側には武道館や科学技術館などの文化施設を有する北の丸公園があります。

9月も半ばとなり、厳しい暑さもあと少しの辛抱ですね。散策の際は熱中症対策を忘れずにお越しください。

 

 

 

 

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