【8/27】東京三大銅像 ~忠臣 楠木正成~
松が広がる皇居外苑の一角に銅像があるのをご存じでしょうか?
今回は建武中興の忠臣、楠木正成の銅像に関するご紹介です。
楠木正成像へは、地下鉄二重橋前駅B6出口が最寄り。
地上に出ると正面奥の方に白壁が美しい伏見櫓が見えます。
そのまま直進していくと二重橋や桜田門などの人気観光スポットへ到着しますが
今回は一つ目の角を左へ曲がった先にある楠木正成像へ向かいましょう。
楠木正成像は東京三大銅像の一つです。
像の正面は「記文」がはめ込まれている側になりますが、顔は反対側の皇居の方を向いています。
これは皇居に対して顔を背けるのは失礼にあたるという理由によるものだといわれています。
皇居外苑の一角、この地に像が立てられたのは、明治33年(1900)の7月。
銅像は、その10年前、明治23年(1890)から10年の歳月を費やし完成しました。
別子銅山開抗200年記念事業として献納され、住友家が東京美術学校に制作を依頼。
別子銅山の銅を用いて
高村光雲(たかむらこううん)、山田鬼斎(やまだきさい)、岡崎雪聲(おかざきせっせい)などにより制作されました。
台座の高さは4.35mあり、甲冑をきて馬にまたがり手綱を引く様子は
どの角度からみても躍動感に溢れています。
楠木正成像のそばにある楠公レストハウス内にある売店では楠木正成像のグッズも販売しています。
そちらも是非チェックしてみてください!
楠公レストハウス内売店商品について
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