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【8/3】歴史遺構と隠れた涼スポット

皇居外苑の見どころ

涼を求めて山や海などに出かける方も多いと思いますが

高層ビルに囲まれた皇居周辺でも小さな涼を感じることができるのをご存じでしょうか?

 

北の丸公園にある「歴史遺構」にも触れながら隠れた「涼スポット」のご紹介です。

 

九段下駅2番出口を上がり左手に牛ヶ淵の濠を眺めながら九段坂をのぼると

桜で有名な千鳥ヶ淵が見えてきます。

春には濠周辺が桜で覆われ皇居周辺の中でも1番人気な桜スポットです。

 

北の丸公園の出入り口にもなっている田安門。

江戸時代初期に建てられたとされ幾度の天災を免れてきました。

現在の城門は寛永13年(1636)に創建され

旧江戸城歴史遺構の最古の城門と言われ国の重要文化財に指定されてます。

 

 

日本武道館前の駐車場とカフェの間を進んで行くと水が流れる音が聞こえてきます。

周りが木々に囲まれているのでいつ来ても木陰になっておりまさに「涼しいスポット」になっています。

 

昭和44年(1969)北の丸公園オープンに合わせ作られた滝。

滝の上には休憩スペースがあり、水が流れる音をききながら休むことができるので

都会にいることを忘れさせてくれるような、ゆっくりとした時間を過ごすことができるかもしれません。

周りにはモミジがあり秋にはきれいな紅葉と滝のコラボをみることができます。

 

 

園内の中央に広がる芝生エリア。

傍には池がありトンボやチョウなど昆虫を観察することもできます。

運が良ければカワセミにも出会えるかもしれません。

 

 

園内の東側にある吉田茂像。

傍には花木園があり季節によって様々な植物をみることができます。

 

 

その先に進んで行くと見えてくるのが雁木坂とよばれる階段です。

幅や高さがあり歩きづらい階段ですが

石と土で作られた階段は貴重な歴史遺構の1つです。

 

その先にあるのが清水門。

清水門の創建年代は不明ですが、元和6年(1620)には存在した記録があり

現在の門は万治元年(1658)に再建されたものと考えられ国の重要文化財に指定されています。

 

暑いと外出する機会も減ってしまいますが、涼スポットを探しに足を運んでみてはいかがでしょうか?

散策の際は暑さ対策を忘れずにお楽しみください。

 

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