〈皇居周辺の野鳥たち 〉〜愛鳥週間〜 第一弾
5月10日~16日は愛鳥週間といい、野生鳥類の保護を訴えるために設けられた運動週間です。
皇居は都心にありながら自然溢れる環境のため四季折々の野鳥を観察することができます。
今回は皇居周辺で通年みることができる野鳥たちのご紹介です。
「ムクドリ」
全体が黒っぽく顔や首周りに白い斑点があり、くちばしが橙色をしているのが特徴。
皇居前広場のクロマツが植栽されている芝生辺りで、餌を探している姿をよく見かけます。
「ハクセキレイ」
白色と黒色の模様をしていて、目を通る黒線があるのが特徴。
地面をちょこちょこと速足で歩いている姿がなんとも愛らしい野鳥です。
「ヒヨドリ」
全体が暗い青灰色で、背・翼の上面、尾などが黒っぽい色をしているのが特徴。
東御苑や北の丸公園でピーヨ・ピーヨと甲高い声がよく響き渡っています。
「シジュウカラ」
頭・ほおの周囲・のどから腹への太い帯は黒色で,ほお白色。背は灰青色で上部が黄緑色。
東御苑や北の丸公園の雑木林の中でちょこちょこと動き回っている姿をみかけます。
「アオサギ」
体は灰色で,頭と首は白く,後頭部の黒色は繁殖期に伸びて飾り羽になるのが特徴。
羽を広げると160㎝ほどにもなり、日本で見られるサギの仲間で最も大きいサギです。
皇居周辺の濠で魚を捕まえている姿をみることができます。
「カワセミ」
頭から翼の上面,尾は青色がかった緑色で下面全体が橙赤色がかった色が特徴。
東御苑内の水辺や北の丸公園内の池の周辺で見かけることができます。
都会ではなかなか見るこができない貴重な野鳥なので、ぜひ見つけて欲しいオススメの野鳥です。
普段から声は聞こえてもどんな姿をしているかわからない野鳥はいませんか?
街中でもよく見かけるハトやスズメなどの野鳥も、観察してみると違う一面を見ることが出来るかもしれません。
ぜひこの機会に皇居散策をしながら野鳥観察をしてみてはいかがですか?