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馬場先広場のさくら”イチヨウ”が満開です!

四季の風景

馬場先広場の桜並木の様子の画像です。

地下鉄千代田線「二重橋前駅2番出口」を使い地上に降り立つとすぐに見える交番の後ろ側にひろがる馬場先地区。

植樹されている約20本程のサトザクラの品種「一葉(イチヨウ)」が満開をむかえていました。

まるでブーケの様にまとまって枝先で咲くイチヨウの画像です。

20~25枚の花弁をつける大輪の八重桜。雄しべが通常1個で、正常な形とならず細かい葉状に変化しているところから名付けられた「イチヨウ」。

江戸時代末期ごろから関東を中心に植えられますが、明治維新を境にイチヨウをはじめとしたサトザクラの品種が失われるという危機にあいます。しかし多くの人々からの要望で荒川の土手に植えられ今日の保存につながったようです。

イチヨウのアップ画像です。

咲き始めは外側の花弁が淡紅色で内側は白色ですが、満開時にはほとんどの花弁が白色に変わります。

撮影日の2020年4月2日(木)は風が強くまるでブーケのように花がつく枝先が折れてしまわないか不安になるほど。

イチヨウのさくら並木の様子。

設置されたベンチに座り空を見上げるとまるでさくらのカーテンの中にいるような気分になる馬場先地区のイチヨウ並木。来年の見頃の時期にはたくさんの方に訪れていただきたい隠れお花見スポットです。

馬場先のクロマツ林の中にギョイコウというさくらの木が植えられています。

また、目の前にひろがるクロマツ林の一角にも数本のさくらが植樹されています。

馬場先広場に咲くウコンのさくら

品種はフゲンゾウ、カンザン、そしてオオシマザクラ系のサトザクラ「鬱金桜(ウコンザクラ)」です。

ウコンザクラは、花弁が香辛料で知られるウコンに似た萌黄色になる事から名付けられました。(撮影日はイチヨウとは別日、2020年4月7日です。)

ウコンの花の画像です。

咲き始めは薄緑色の花弁ですが、すぐに白っぽくなり、最後は中心部分からピンク色に染まっていく不思議なサクラ。数百品種あるサクラの中でも唯一黄色い花を咲かせるウコンも変わらない姿で皇居外苑を華やかにしてくれています。

 

 

 

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