平成29年5月11日(木)ボランティアガイドツアーを開催しました!
平成29年5月11日(木)に「皇居前広場と新緑の日比谷公園を楽しもう!」と題したボランティアガイドツアーが開催されました。
初夏を通り越して真夏のような暑さとなった為お客様がお集まりになるか不安に感じていたところ、なんと参加人数が18名という嬉しい悲鳴!ツアーは楠公レストハウスからスタートしました。
まずはベテランガイドが皇居前広場から二重橋(皇居正門鉄橋、皇居正門石橋)、伏見櫓をご説明。
ツアー中、以前のガイドツアーでお知り合いになったお客様同士が再会するといった嬉しいできごともありました。
ボランティアガイドツアーでは、月に2回、皇居前広場の東側をご案内することもありますが、今回は二重橋向かって左側の「桜田門」へ。
国の重要文化財に指定されている正式名称「旧江戸城外桜田門」。渡櫓門(二ノ門)を桝形広場よりご覧いただきながら、美しい石垣とは裏腹に、戦力的な門として造られた桝形形式の門の説明がされ、お客様は大変熱心にお聞きになっていました。
その後は皇居を飛び出し、日比谷公園手前に位置する「法務省旧本館」(国指定重要文化財)や・・・
法務省旧本館から桜田通り沿いを進んだ場所に位置する「霞が関郵便局」傍に植栽されている珍しい「シロマツ」など、街路樹を観察しながら日比谷公園を目指しました。
こちらがビジネス街の緑のオアシス「日比谷公園」です。
江戸時代は、松平肥前守等大名屋敷地であり、その後は陸軍練兵場となっていたこの場所に日比谷公園が開園したのは、明治36年(1903)。日本初の近代洋風都市公園として三つの洋(洋花・洋楽・洋食)を取り入れ開園から100年以上を超える現在も憩いの場として賑わいを見せています。
園内では、桜や紅葉の季節に美しい景観が人気の「雲形池」や・・・
日比谷公園の主とも呼ばれている、「首賭けイチョウ」を巡りました。(後ろに写るのは松本楼)
設計者である本多静六博士が日比谷交差点にあったイチョウの大木の移植に自分の首を賭けて成功させた為にその名がつけられたそうです。パワースポットと呼ばれるのも納得の存在感です。
他にも歴史的な建造物や季節の花々を多く観察し、、、最後は旧江戸城「日比谷見附」の石垣をそのまま使い、池を濠に見立てて造られている「心字池」をのんびりと眺めて、約2時間のツアーは無事に終了を迎えました。
今月5月のガイドツアー開催日は、18日(木)と25日(木)です。皆さまのお越しを心よりお待ちしています!
詳細についてはこちらのチラシをご覧ください