皇居外苑から望む『東京のシンボルタワー』
皆さんは、広大な敷地が広がる皇居外苑の様々な場所に、『東京のシンボルタワー』を望む事のできるビュースポットがある事をご存じですか?
今回は皇居外苑周辺から是非ご覧いただきたい、「東京タワー」と「スカイツリー」を望むおすすめの景観をご紹介します。
(画像は明暦の大火以降、天守閣の代わりに江戸のシンボルとしての役割を果たしてきた富士見櫓)
本丸の東南(辰巳)の方角に位置している「巽櫓(たつみやぐら」を背に、正面を眺めると・・・
東京湾に浮かぶ小島に見立てたクロマツ林の後ろ側、ビルとビルの間にぴったりと収まる「東京タワー」がご覧になれます。
昭和33年(1958)に建てられた正式名称「日本電波塔(東京タワー)」は、戦後の日本を333mの高さから見守り続ける昭和、平成の東京のシンボル。
東京タワーは他にも、行幸通りと日比谷通りの交差点から馬場先濠と共にご覧いただけます。
こちらは祝田橋交差点傍の凱旋(がいせん)濠。奥には国の重要文化財に指定されている「桜田門(高麗門)」が見えます。
その凱旋濠を背に、祝田橋交差点から南の方角(日比谷公園方面)を望むと、ここからも東京タワーの姿が。
夜になると・・・・
ライトアップされた東京タワーが美しく輝きます。
場所は変わって地下鉄東西線「九段下駅2番出口」すぐ、北の丸公園(旧江戸城北の丸)の入り口の一つである「田安門(高麗門)」。入り口手前の急な上り坂から牛ヶ淵方面(田安門を目の前に見て左側のお濠)を望むと・・・・
墨田区押上一丁目に位置する634mの「東京スカイツリー」の上部をはっきりと見る事ができます!
東京スカイツリーは、東京タワーに代わる新しい電波塔として平成24年(2012)に開業し、現在は東京を支える観光名所となっていますね。
緑まぶしい新緑の季節に、歴史・自然散策を楽しみながら、東京(江戸)のシンボルタワーを是非ご覧になってみて下さい。