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太田道灌ゆかりの梅林坂

皇居について

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 2月3日の立春を迎え早一週間が過ぎようとしています。寒暖を繰り返しながら一歩一歩春に近付いていくこの季節。皇居東御苑の梅林坂では、梅の花が見ごろを迎えました。

 

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 皇居では本丸と二の丸との高低差が約10メートルあり、それが二つの坂で結ばれています。最も北側にあるのが、こちらの梅林坂です。

 梅林坂は太田道灌が文明10年(1478)坂の上に天祖神社を祀って数百株のウメを植えたことから、この名が伝えられてきました。江戸時代にウメが撤去された後も名前だけが残り、梅林坂下には番所などが設けられていました。

 

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 昭和43年の東御苑の公開にあたり、旧梅林門内に白梅が植えられて整備されました。紅梅は後で加えられたもので、現在では50本程度が2~3月に見ごろとなります。四方が城壁の石垣で囲まれた梅林が見られるのは、国内でも珍しいのではないでしょうか?

 

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・・・場所は変わって本丸広場の中央付近にやって来ました。ここで来園者の注目を集めていたのはカワヅザクラ。

 

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 静岡県河津町で発見された事が名前の由来です。現在は8分咲き程で、キンと冷たい青空の下、暖かな春の空気を醸し出していました。

 

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 その他東御苑内では、シナマンサクやボケ、ミツマタなどの花も開花しており、江戸城跡の色濃い苑内に冬の彩を添えていました。待ち遠しい春を少し身近に感じられる花々に会いに、皇居東御苑へ是非お立ち寄りください!

皇居東御苑について

 

 

 

 

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