皇居西ノ丸の森にそびえる 伏見櫓(ふしみやぐら)
本日の皇居外苑はどこまでも気持ちの良い青空が広がり、風も無く穏やかな天候となっています。
今回は皇居西の丸にそびえる、優美な伏見櫓をご紹介します。
※皇居前広場二重橋へ向かうバリアフリールートはこちらをご覧ください
→https://fng.or.jp/koukyo/news_img/2015/11/post-111.html
地下鉄二重橋前駅B6出口を出ると、左手に日比谷濠が広がります。ずらりと立ち並ぶビル群とクロマツ・石垣が織りなす景観はここ「特別史跡江戸城跡」ならでは。
両脇に広がるクロマツ林の景観も楽しみつつ、約200メートル直進すると・・・
内堀通りを横断する横断歩道があります。こちらを渡ると、目の前に広がるのが、皇居前広場です。
現在こそ多くの観光客で連日賑わうこちらの広場ですが、江戸時代は東京湾の大波小波がうち寄せていた砂浜でした。江戸時代末期になると、当時の幕府重臣のお屋敷ばかりがずらりとここ一体に立ち並び、一般人の出入りは禁止されていました。
その後大政奉還により、江戸城が東京城となりさらに皇居となって、明治22年には芝生や松の美しい広場となり現在に至っています。
そんな皇居前広場から二重橋方向を見上げると、皇居の森の中にそびえる伏見櫓が目に飛び込んできます。
西ノ丸の築城に当たり、豊臣秀吉が京都伏見に築城した伏見城の櫓を解体し、ここに移建したと伝えられており、「伏見櫓」の名称はそれに由来するといいます。
伏見櫓は防御を兼ねて石垣の上に設けられた多聞櫓を伴っており、櫓に続く白壁の櫓が、なお一層の美観を呈しています。
皇居前広場一番の人気スポット、二重橋を望む景観の一部を構成する伏見櫓。手前に見える皇居正門石橋の西欧的な建築美と、日本の近世城郭美との融合は、皇居に訪れた際には是非ご覧頂きたい景観です。
※皇居外苑・東御苑・北の丸公園を散策される際は、こちらのマップを是非ご利用ください
→自分歩きマップ(歴史)
→自然歩きマップ(自然)