お知らせ

平成27年12月1日(火)に「第三回普及・啓発、第二回技・知恵合同部会」が開催されました

地域との協力・連携

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平成27年12月1日(火)に一般社団法人和食文化国民会議による「第三回普及・啓発、第二回技・知恵合同部会」が渋谷シダックスにて開催されました。(※第一回普及・啓発部会和食文化国民会議の開催記事はこちら)

 

当日のスケジュールは以下の通りです。

(部会)14:00開会~16:40閉会

 

開会のことば (和食文化国民会議会長 熊倉功夫氏)

普及・啓発部会 事業報告 (普及・啓発部会 部会長 伏木亨氏)

技・知恵部会 事業報告 (技・知恵部会 幹事 田島寛氏)

調査・研究部会 事業報告 (調査・研究部会 幹事 前原誠一郎氏)

逸品披露会

閉会

 

今回の部会は、食育活動や「和食」に関する効果的なPR活動を行う「普及・啓発部会」と、地域との交流による郷土食の発掘・発信や実践による技術の伝承を担う「技・知恵部会」との合同部会です。

 

はじめに和食文化国民会議熊倉会長より、全国の学校やスーパーマーケット等に対し、日本人の伝統的な食文化と和食文化の保護・継承の大切さについて考える「和食の日」の周知を勢力的に促したことを説明。各メディアにも大きく取り上げられたことから、和食文化の普及においてかなりの成果が上がったとの見解を示しました。今後日本人の和食や郷土食に対する関心を更に深めるため、時代に即した「和食」というものの、次の段階へと進む方針を打ち出していくとのことです。

 

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普及・啓発部会の伏木部会長からは、11月24日の「だしで味わう和食の日」を中心に行ってきた取り組みの紹介が行われました。11月24日から28日に靖国神社参道にて開催された「紅葉見SAKE2015」ではブースを出展。和食の基本である「だし」をお吸い物にして約3000杯を提供した他、和食を深く理解できるブックレットの販売や、おにぎりを1個購入すると発展途上国の子どもたちに1食分の食事を寄付できる「TABLE FOR TWO」への募金ブースを設けたことなどが紹介されました。

 

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また伏木部会長は、今後も多くの和食普及イベントを企画・推進していくにあたり、部門毎の各担当幹事を選任したことを発表。国民公園協会皇居外苑楠公レストハウスの安部料理長も、本格的なだしを普及させるため料理人やメーカーとのコラボレーション企画を主としたイベント等の幹事として白羽の矢が立ちました。

技・知恵部会幹事の田島氏は、和食の地位向上を目指し、議員日法である「文化芸術振興基本法」に和食を取り入れるよう嘆願した事を報告。また、全国の就学・未就学児童層を対象に、食育と日本人の伝統的な食文化について考えるきっかけとなるよう、11月24日「だしで味わう和食の日」の周知活動を精力的に展開したことを紹介しました。その結果、全国1957の学校や幼稚園が「和食の日」の取り組みに賛同し、給食でだしが感じられるすまし汁を出すなど、和食給食の輪の広がりが感じられたとのこと。これらの取り組みはメディアで数多く報じられ、和食普及に大きく貢献しました。田島氏は来年以降も規模を拡大していくとの方向性を示しました。

 

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調査・研究部会幹事の前原氏からは、開発途上国の学校に給食を100食提供することを目的としているTABLE FOR TWOへの募金活動の紹介や、熊倉会長と江原部会長により刊行された和食ブックレット「和食とは何か。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食」の案内がありました。

各部会の事業報告終了後、場所を移動し、26の食品メーカーが自慢の逸品を部会員に披露する「逸品披露会」が開催されました。日本全国津々浦々の魅力溢れる品々を、舌と胃袋をもって体験し、企業とのタイアップ等あらゆる可能性を模索。大変な賑わいのうちに「第三回普及・啓発、第二回技・知恵合同部会」は終了しました。

次回の和食文化国民会議は3月上旬開催予定です。

 

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