皇居外苑でサルスベリが開花しました
昨日は群馬県で最高気温39度を記録したそうですね。日本各地で記録的な猛暑が続いていますが、皇居外苑も負けず劣らず朝から蒸し暑く、立っているだけで汗が流れてくるほどです。(写真奥に見える門は桜田門です)
うだるような暑さの中、楠木正成像側で、目の覚めるような鮮やかな紅色を見つけました。
雲ひとつない青空に浮かぶ、美しいサルスベリの花です。花の少ないこの季節に嬉しい開花。
サルスベリは漢字で「百日紅」と書き、その名の通り、花期が百日続く程長いという意味です。
蕾がまだたくさんあるので、見頃が今から楽しみです。
近くのクスノキを見上げると、一箇所に集まったセミの抜け殻を発見!
セミたちにとっては羽化しやすい、人気のスポットなのでしょうか・・・?
ふと別の木を見てみると、よく見かけるアブラゼミやミンミンゼミの抜け殻よりも細く小さく、色の薄い抜け殻が。
こちらはツクツクボウシの抜け殻です。7月下旬~10月上旬頃までいるセミなので、秋を感じられる時期までの長い付き合いになるセミですね。
時折聞こえてくる「ボーシ♪ツクツクボーシ♪」の声に魅了されて、一瞬暑さを忘れてしまいました。
皇居外苑楠公レストハウス側にはクロマツやクスノキ、ケヤキなどの木々が作り出す大きな木陰がたくさんあります。
散策に疲れたら気持ちの良い芝生に寝転がって、東京都心の自然豊かなアオシスで癒されてみてはいかがでしょうか?