皇居前広場と坂下門のご紹介
すっきりしないお天気が続いている梅雨時ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
二重橋が見える皇居前広場は、本日もたくさんのお客様がお見えになっています。
二重橋正面向かって右手に進むと見えてくるのは、開放感のある広々とした広場とクロマツが並ぶ緑の島。その後ろには日比谷・丸の内のビルが立ち並び、皇居前広場ならではの景観をお楽しみ頂けます。
さらに濠沿いを北へ進んで行き、左手に見えてくる湟地(二重橋濠)を通り過ぎると・・・・
蛤濠(はまぐりぼり)に突き当たる手前に、重厚な構えの坂下門が現れます。
ご存知の方も多いと思いますが、幕末1862年(文久2年)老中安藤正信が6人の浪士に襲撃された「坂下門外の変」はこの門前で起こりました。
明治になり、橋や高麗門は撤去され、奥にあった渡り櫓門の向きを90度変えて現在の場所に移築されたのだそうです。 坂下門は、かつては江戸城西の丸の通用門でしたが、現在は特別公開以外は非公開です。
門幅が広く、石垣も美しい坂下門。二重橋にお寄りの際は是非ご覧ください。