北の丸公園で白梅が開花しました
1月20日は大寒(だいかん)でしたね。一年中で最も寒い時期という意味で、この大寒までが暦上の冬を指します。園内では一足先に歩みを進める植物達の姿が少しずつ見られるようになってきました。
写真は園内中央地区に位置する梅林(うめばやし)。17本の白梅、紅梅が植栽されています。
その中で最も早く開花する白梅の樹の蕾が、そっと花開いていました。青空をバックにした白梅からは爽やかな早春の香りが漂ってきます。
すぐそばに植栽されている紅梅はまだ少し固い蕾の状態。個体差がかなりあるようです。
ザ・フォレスト北の丸そばの細道を行くと、とっても控えめな花、ウグイスカグラを見つけました。花びらは一重の筒状で淡いピンク色。ウグイスがこの花や実をついばむ姿が神楽(かぐら)を踊っているように見える事からこの名になったのだそうです。どこか奥ゆかしさがあります。
池中央の橋から下をのぞくと、人目を避けて仲良く休んでいるカルガモ達を発見。首を後ろにまわし、くちばしをすっと羽根の中に差し入れて目を閉じていました。カモ類は休む時たいていはこの格好。なんだか寝苦しそうですが、カモにとってはリラックスできる態勢なのでしょうね。