【5/10-11】バラガイドウォークイベントを開催しました
5月10日(土)~11日(日)の2日間、整形式庭園のバラ花壇で「新宿御苑のバラを作る人と語るガイドウォーク」を開催しました。
今年は例年より日程を少し早めて開催したのですが、ちょうどバラが咲きそろったタイミングと重なり、万全の状態で当日を迎えることができました。
新宿御苑のバラ花壇は、ボランティアグループ「グリーンアカデミークラブ(GAC)」のバラ班の皆さんのご協力で栽培管理を行っています。
約100種、約500株あるバラを育てあげたバラ班の方々がガイドとなり、栽培の際のポイントや、それぞれの品種の特徴などをご紹介しました。
9日の夜中は雨が降りましたが、10日の朝にはほぼ降りやんで、少しかすみがかったような涼しい園内。
雨のしずくに濡れたバラがキラキラと輝く満開のバラ花壇をお客様に存分に楽しんでいただけました。
11日は良いお天気となり大勢の人々でにぎわい、バラの品種の違いや名前の由来など、幅広いバラのお話が飛び交いました。
イベント当日限定で普段は入れないバラ花壇内の芝生も開放し、様々な角度から花に近寄って鑑賞していただけました。
ところでみなさんは殿堂入りのバラをご存知ですか?
それは世界中の37か国からなる世界バラ会連合という組織で3年に1度開かれるバラ会議にて決定される優れたバラのこと。
選出基準にはただ美しいというだけでなく、病気への強さや育てやすさなども考慮されるそう。
気候条件などが違う世界のいろいろな場所でも同じキレイなバラが見られるようにと考えられているんですね。
今まで選ばれてきたバラは全部で18種類。新宿御苑ではなんとそのすべてを見ることができます。
まだまだバラの見ごろは続きます、ぜひ新宿御苑のバラ花壇へお越しください。