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庭園を守るお仕事通信春号【清掃班】

庭園を守る取り組み

年間を通して、国内外から多くのお客様でにぎわう新宿御苑。
特に春の桜のシーズンには来園者が最も多くなり、それに伴って園内で発生するゴミの量も増加します。園内で回収したゴミは、リサイクルの観点から、清掃スタッフが一つひとつ丁寧に分別し、適切に処理しています。

今回は、清掃スタッフの「桜シーズンのゴミ回収と分別」のお仕事をご紹介します。

園内には現在5カ所にゴミ箱が設置されています。各ゴミ箱は、紙類・プラスチック類・ペットボトル・缶・ビンの5種類に分かれており、来園者が分別して捨てられるようになっています。
桜のシーズン中は、清掃スタッフが各ゴミ箱の近くに常駐し、来園者への声掛けを行いながら、分別のサポートをしています。集められたゴミは、園内のバックヤードにある専用の保管場所まで運ばれます。

集められたゴミ中でも特に多いのが、お弁当箱や飲料カップなどの容器類です。そのほかにも、缶やビン、ペットボトル、レジャーシートなど、さまざまなものがゴミ箱に集まります。
バックヤードの倉庫には、園内から回収したゴミ袋が毎日、山のように積み上がります。来園者の皆さまには分別にご協力いただいているものの、完全には分けられていないため、清掃スタッフが一袋ずつ手作業で開けて、改めて分別を行っています。

<通常シーズン>

<桜シーズン>

これだけ多くのゴミの中から、リサイクルできるものと出来ないものとを分別するには、時間がかかるため、春の桜シーズンが終わった後も清掃スタッフによる、分別作業はしばらく続きます。
日が経つにつれて、ゴミからにおいが出たり、虫が発生したりすることもあり、大変根気を要する作業です。

二か月分のペットボトルと空き缶


※園内では飲酒、アルコールのお持ち込みはいただけません。

丁寧に分別されたゴミは新宿御苑から運び出され、燃えるゴミは都内の施設で焼却処理され、プラスチック類などは処理施設へ送られ、それぞれ適切な方法で処分されます。
新宿御苑内で回収されたゴミが、細かく分類し、処理されるまでには、多くの人の協力と時間が必要です。日ごろから新宿御苑を美しくご利用いただいている皆さまに心より感謝申し上げます。
今後も引き続き、ゴミの分別へのご協力をお願いいたします。
これからも職員一同、皆さまと一緒に美しい庭園づくりに努めてまいります。

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