温室植物のみどころ情報【6月19日号】
常夏の温室ですが、ハイビスカスやブーゲンビレアがたくさん咲くようになり、さらに南国の雰囲気が増してきました。
エントランスや乾燥地のコーナー近くでプルメリアが咲いています。まるで造花のような肉厚の花弁がとても南国らしい雰囲気です。
エントランス奥の園路沿いや人と熱帯の植物コーナーでは、メディニラ・マグニフィカの大きな株が目を引きます。ひとつひとつは小さな花ですが、まとまると「熱帯の宝石」とも呼ばれるフィリピン原産の豪華な花です。
小笠原コーナーではツルランが咲いています。花の形が鶴が飛んでいるように見えることが名前の由来です。ラン科の常緑多年草で、絶滅危惧植物です。
観葉植物として馴染みのあるアロカシア‘グリーンベルベット’の花が咲いています。サトイモ科の植物で、仏円苞があります。名前のとおりのベルベットのような葉も一緒にお楽しみいただけます。
人と熱帯のコーナーでは、ツマベニアナナスが開花しています。葉の中心の剣山のようなつぼみの中に小さな紫の花が浮かんでいるように見えます。パイナップル科の植物です。
【温室で咲いている主な花・実】
・イオウノボタン
・オオベニウチワ
・カカオノキ(実)
・キバナノキョウチクトウ
・コエビソウ
・ゴレンシ
・サガリバナ
・サンゴノボタン
・サンゴバナ
・シマクマタケラン
・センコウハナビ
・タコノキ(実)
・ツンベルギア・エレクタ
・ツンベルギア・マイソレンシス
・ナンヨウザクラ
・ハナキリン
・パキスタキス・ルテア
・パパイア(花と実)
・ヒメバショウ
・ピレア‘ムーン・バレー’
・ブーゲンビレア
・フウリンブッソウゲ
・フクシア
・ブラジルデイゴ
・ベニヒモノキとシロヒモノキ
・ヘリコニア・ロストラータ
・ホヤ・ベラ
・マルヤマシュウカイドウ
・ミッキーマウスノキ(実)
・モンパノキ
・リュウキュウベンケイ
・ルリマツリ
・レモン(実)
■【温室開館時間】
9:30~17:00(17:30閉館)