【イベント情報】ワークショップ「カイコで学ぶ!遺伝のふしぎ」
国立大学法人東京農工大学が誕生したのは、実は、現在の新宿御苑の地。
1874年(明治7年)に、内務省勧業寮内藤新宿出張所に置かれた農事修学場と蚕業試験掛が、東京農工大学の農学部、工学部それぞれのルーツです。
内務省勧業寮内藤新宿出張所のあった場所は、その後宮内庁に移管されて植物御苑となり、現在は新宿御苑として多くの方に親しまれています。
2024年に東京農工大学が創基150周年を迎えるにあたり、創基の地である新宿御苑との共催で、東京農工大学の学生によるワークショップを開催します。
◆ワークショップ「カイコで学ぶ!遺伝のふしぎ」内容
シルクを作る「カイコ」と聞くと、体も繭も真っ白なものをイメージしがちですが、実は、体の色や模様、繭の色、大きさなど、さまざまなものがいます。これらのカイコや繭の特徴の違いは「遺伝」によって決まります。そして、カイコは動物で初めて遺伝に関する法則である「メンデルの法則」が成り立つことが証明され、古くから遺伝と深いかかわりがあります。
本ワークショップでは、カイコの幼虫の模様や脚の色などを実際に観察し、個体によって体の特徴が異なることを知り、その特徴がどのように遺伝によって変化するかを学びます。
◆開催日時
令和6年6月23日(日)(全4回)
第1回 10:15~10:45
第2回 11:15~11:45
第3回 13:15~13:45
第4回 14:15~14:45
◆講師
東京農工大学博物館支援学生団体「musset(みゅぜっと)」
◆開催概要
場所:新宿御苑レクチャールーム(インフォメーションセンター内)
〒160-0014 東京都新宿区内藤町11 新宿門付近
対象:小学5年生~中学3年生
定員:各回16名
参加費:無料
◆お申し込み
リンク先URLから事前申し込みいただけます。
定員に余裕があれば当日参加も受け付けます。
◆リンク先URL
https://www.tuat.ac.jp/outline/executive/tuat150/shinjukugyoen/20240623_01.html
◆主催: 国立大学法人東京農工大学
共催: 環境省新宿御苑管理事務所