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庭園を守るお仕事通信5月号【温室班】

庭園を守る取り組み

本日は、温室班の5月の作業から「栽培室の窓のメンテナンス」をご紹介します。

温室バックヤードの栽培室は11棟の部屋に分かれていて、それぞれの棟で特色の異なる植物を育てています。植物が生育しやすい環境に近づけるため、室温を20℃から23℃程度になるように管理しています。

夏はガラス張りの栽培棟に直接太陽光が差し込み高温になるので、植物にとって過酷な環境になります。その為、室温が設定温度を超えると室内の熱を逃すために自動で窓が開くようになっており、天井や室内に設置した送風機で空気を動かして温度調節をしています。

窓の開閉が頻繁に行われる夏場を前に、窓の開閉部分のメンテナンスを行いました。
栽培室内は湿気で金属部分に錆が発生するため、窓の開閉がスムーズにできるように、アーム部分に潤滑油をさし滑りをよくしました。

絶滅危惧植物や貴重なランを含む多くの希少植物の生育を担う栽培室。植物を健康な状態で保全栽培できるよう、設備の管理も温室スタッフの大切な仕事のひとつです。

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