【環境省からのお知らせ】講演「農工大の蚕糸学の教育と研究」
国立大学法人東京農工大学が誕生したのは、実は、現在の新宿御苑の地。
1874年(明治7年)に、内務省勧業寮内藤新宿出張所に置かれた農事修学場と蚕業試験掛が、東京農工大学の農学部、工学部それぞれのルーツです。
内務省勧業寮内藤新宿出張所のあった場所は、その後宮内庁に移管されて植物御苑となり、現在は新宿御苑として多くの方に親しまれています。
2024年に東京農工大学が創基150周年を迎えるにあたり、創基の地である新宿御苑との共催で、東京農工大学の教員による講演会を開催します。
◆「農工大の蚕糸学の教育と研究」講演内容
江戸時代から現代に至るまでの蚕糸業の変遷とそれに伴う東京農工大学の蚕糸教育・研究について解説します。
・開港前後の江戸時代の蚕糸業についての概要:蚕種(卵)と生糸の輸出による蚕糸業の勃興
・近代化を支えた明治期から昭和期までの蚕糸業の概要:大量飼育による蚕病の蔓延とその対策のための研究、大量生産に適した品種育成と遺伝学への寄与
・現在の蚕糸業とカイコを使った有用物資の生産
◆講師
東京農工大学農学部生物生産学科 教授 横山 岳
◆開催概要
場所:新宿御苑レクチャールーム(インフォメーションセンター内)
〒160-0014 東京都新宿区内藤町11 新宿門付近
対象:中学生以上
定員:50名
参加費:無料
◆お申し込み
リンク先URLから事前申し込みいただけます。
定員に余裕があれば当日参加も受け付けます。
◆リンク先URL
https://www.tuat.ac.jp/outline/executive/tuat150/shinjukugyoen/20240609_01.html
◆開催日時
令和6年6月9日(日)10:30~11:15(開場10:00)
◆主催: 国立大学法人東京農工大学
共催: 環境省新宿御苑管理事務所