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11/16~11/17救命講習を行いました

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11月16日(木)~17日(金)の2日間、東京消防庁より委託を受けた東京防災救急協会から講師をお迎えして救命救急講習を行いました。

新型コロナウイルス感染症は5類感染症に移行しましたが、現在はまだ新型コロナウイルス感染症流行期と位置付けられています。
講習では感染症対策を踏まえた心肺蘇生法やAEDの使い方、気道異物除去、止血法法等について、動画も交えながら学びました。

新宿御苑は国内外より年間100万人以上のお客様が来園する都内有数の観光名所です。
入園門やサービスセンター等の各施設には救急用品とAEDを設置していますが、お客様の救護に迅速に対応できるよう、日頃よりスタッフがAED機器の取り扱いや応急手当に関する知識と技術を身につけておくことも大切です。

119番通報を受けて救急車は現場に急行しますが、都内は到着までに通常で7~8分の時間がかかります。さらに昨年の令和4年の夏は、熱中症と新型コロナウイルス感染症による通報が増加したため、救急隊の到着までに平均9分43秒を要しました。
心肺停止からわずか1~2分で傷病者の生存率は大きく変わるため、救急車が到着する約10分の間の救命処置がとても重要です。傷病者が発生した場合に、その場に居合わせた人(バイスタンダー)の素早い応急手当によって、尊い命が救われた事例が数多く報告されています。

国民公園協会ではこれからもお客様に安心して新宿御苑を楽しんでいただけるよう取り組みを進めてまいります。

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