庭園を守るお仕事通信10月号【温室班】
温室班の日々の作業の中で、本来の役目を終えて廃棄予定のものを再利用し、栽培管理において別の用途で使用することがあります。
今回は、廃棄予定の素焼きの鉢の再利用をご紹介します。
バックヤードにある栽培室の中では、様々な種類の植物を育てています。水やりなどで、鉢に使用している土が微塵となって少しずつ鉢の外へ流れ、栽培室内の地面に積もっていきます。
そこで、廃棄予定の素焼きの鉢を再利用します。
栽培棚下の土の上に生えてきた雑草などをキレイに除去した後、鉢を適当な大きさに割り、敷いていきます。そうすることで湿度調整をしてくれ、雑草も生えづらくなります。
【土や雑草を取り除き・・・】
【小さな草や苔もキレイにして・・・】
【鉢の破片を敷きつめます】
栽培室でキレイに咲いたお花などは、鑑賞室へ移動し、皆様に観ていただけるように展示します。
いつ来ても楽しい温室とお客様に思っていただけるように、スタッフは日々工夫しながら栽培管理を行っています。