ショエノルキス・ジュンシフォリア(Schoenorchis juncifolia)が、温室内各所に紫と白のツートーンカラーの小さな房状の花を下垂して咲かせています。 ジャワ島原産のランの原種で木や岩などに着生して咲きます。

エントランスのカウンターにムシトリスミレなどの鉢がいくつか展示されています。ムシトリスミレの仲間は、モウセンゴケと同様、葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕らえる食虫植物です。食虫というイメージが似合わない可憐で素朴な花です。

エントランスを進むとフクバイチゴの鉢を展示しています。明治時代に新宿御苑で国産第一号の苺がうまれました。細長い楕円形の大ぶりな実が、トチオトメなど現在のブランド苺のルーツです。

熱帯低地のエリアなど大温室内は引き続きランの鉢が、多種類展示されています。熱帯地で自生するランの姿を模した展示も大温室のいたるところ再現されており、目の前に突然ランの花が現れたりします。


・アカンツス・モンタヌス
・アブチロン
・アマゾンユリ
・ウナズキヒメフヨウ
・オオベニウチワ
・オオベニゴウカン
・コエビソウ
・サンジャクバナナ(実)
・シロヒモノキ
・ダンドク(花・実)
・ツンベルギア・マイソレンシス
・ハイビスカス類
・ハナキリン
・ブルグマンシア・ウェルシコロル
・ベニバナハゴロモノキ
・ベニヒモノキ
・ホウカンボク
・ホフマニア・ギースブレヒティー
・ミッキーマウスノキ
・ムニンタツナミソウ
・ムニンハマウド
・メガスケパスマ・エリスロクラミス
・メキシコデイゴ
・ラッパバナ
・ラン類
・ルリハナガサ
・リュウキュウベンケイ
・リュエリア・コロラタ
・リュエリア・デボシアナ
・リュエリア・バルビラナ
・レモン(花・実)

■【展示名】企画展「フクバイチゴ展」
【日時】　2月15日(水)～2月19日(日)

■【温室開館時間】　9:30～15:30(16:00閉館)