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庭園を守るお仕事通信1月号【温室班】

庭園を守る取り組み

本日は、温室班の1月の作業から「ガラス清掃」をご紹介します。

新宿御苑の温室は、明治8年(1875)に建てられたガラス張りの温室がルーツで、平成24年(2012)に絶滅危惧種の保存・展示を行う環境配慮型の温室に建て替えられ今の形になりました。
熱帯・亜熱帯の植物を中心に約1000種の植物を常時展示している温室は、全面ガラス張りの曲線カーブのラインが特徴的な現代風の作りです。


冬でもぽかぽかと温かく、植物鑑賞できる温室はご存じの通りガラスが命。毎日の水やりや埃で汚れてしまうため定期的にお掃除します。
水垢で緑に変色したガラスを高圧洗浄機を吹き付けて汚れを落としながら洗浄していくと、みるみるうちにすっきり明るくなりました。

(洗浄前)

(洗浄後)

温室の温度管理に重要な役割のガラスの清掃は、太陽の光で成長する植物にとっても生命線ですので大事な仕事です。
汚れた排水をかき出して、通路の清掃を行って仕上げます。

お客様に気持ちよく温室散策していただくため、休園日にも温室管理を怠ることなく作業しています。

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