季節のみどころ情報【8月26日号】
ホンアマリリス、ツルボ、ナンバンギセルなどがみごろです。
新宿門から大木戸門への園路の中ほど、少し前までアガパンサスが咲いていた場所で、ホンアマリリスの淡いピンク色の百合のような形の花がみごろになりました。アガパンサスの葉の後方に一列に並んで咲いているので葉があるように見えますが、開花時は地上部には葉がないヒガンバナ科です。
プラタナス並木の下に、ほんのり薄紫色のツルボが群生しています。特に下の池側の並木の下は、金平糖のようなかわいい星形の小さな花が咲き並び、並木の先まで続いています。
日本庭園の上の池の橋、ススキの株元のナンバンギセルが徐々に花数を増やしています。葉緑素をもたない寄生植物で、煙管(キセル)のようなユニークな花姿です。万葉集の時代から歌に詠まれるほど、日本人に身近な草花です。
【みごろの花】
・ガガブタ(温室外の池)
・カリガネソウ(母と子の森)
・キンミズヒキ(西休憩所近く)
・サルスベリ(中の池周辺、日本庭園など)
・チュウキンレン(温室入口近く)
・ノシラン(中の池など)
・ハナゾノツクバネウツギ(ミュージアム近くと整形式庭園近く)
・ミズヒキ(母と子の森)
【開花】
・シロバナマンジュシャゲ(風景式庭園)
・ススキ(日本庭園)
・センニンソウ(母と子の森)
・タイワンホトトギス(管理事務所近く、日本庭園)
・フジバカマ(温室前の池)
【実】
・オニグルミ(母と子の森)
・カジノキ(母と子の森)
・カンレンボク(母と子の森)
・クサギ(プラタナス並木近く)
・コブシ(新宿門近く、母と子の森)
・サンゴジュ(下の池近くなど)
・トチノキ(母と子の森)
・ハクウンボク(こども広場)
・ハクモクレン(日本庭園)
・ヒマラヤシーダー(大木戸券売所近くなど)
・ホオノキ(管理事務所近くなど)
・マルバチシャノキ(管理事務所近く)