温室植物のみどころ情報【3月2日号】
熱帯低地エリアでは滝の周辺に、つる性のキツネノマゴ科、ツンベルギア・マイソレンシスの花が垂れ下がる様に咲きはじめました。インド南部原産で、赤と黄色のツートンカラーが印象的な花です。
エントランス奥の展示スペースでは、南米原産の洋ラン・マキシラリアが花を咲かせています。
温室各所には、シンビジウムなど多くのラン類の展示があり華やかです。
(マキシラリア・ルテオアルバ(イエロー))
橋を渡りきると、ヒカゲヘゴの長さ3mの葉が放射状に広り、大きな葉を日傘のようです。奄美大島から南の南西諸島や台湾、フィリピンなど亜熱帯地方の常緑木性のシダです。水が大好きで、冬場でも2回程、潅水します。新芽の渦巻き形はマオリ族の間ではコル(koru)と呼ばれ、伝統的に彫刻やネックレスのモチーフに使われているそうです。
人と熱帯の植物エリアではキツネノマゴ科のサンゴバナ、別名フラミンゴプランツのピンク色の細長い花が咲きはじめました。サンゴ(珊瑚)にもフラミンゴ(鳥)の羽にも例えられる鮮やかなピンク色です。
エントランスでは、ブーゲンビリアの白花に混じってオオシロソケイの花も咲いています。同じモクセイ科のヤスミヌム・レクスもエントランス奥でつるの先に咲いています。
(オオシロソケイ)
(ヤスミヌム・レクス)
【温室で咲いている主な花・実】
・アオノクマタケラン
・アカバナナ(実)
・ウラムラサキ
・オクナカーキー(実)
・カカオノキ(実)
・カッシア・バイフローラ
・キンギョノキ(ネマタンサス)
・グズマニア
・コエビソウ
・コダチチョウセンアサガオ
・木立ベゴニア
・コーレリア・ボゴテンシス
・サンケジア・スペキオサ
・シラヒメノマイニシキ(カランコエ マルニアリアーナ)
・シロトベラ
・センカクアオイ
・タイワンバナナ(実)
・ディオーン・スピヌロスム
・デンドロビウム・ギンギアヌム
・ネペンテス類
・ハナキリン
・ハランウチワ(実、花)
・フブキバナ
・ブルグマンシア・ウェルシコロル
・ベニバナハゴロモノキ
・ヘリコニア・フミリス
・ブーゲンビレア
・ホウカンボク
・ムニンタツナミソウ
・メガスケパスマ・エリスロクラミス
・ラン類
・リュウキュウベンケイ
・リュエリア・コロラタ
・レッドジンジャー
・レモン(実)
【温室開館時間】
9:30am~3:30pm(閉館4:00pm)