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【11/23】重要文化財

皇居外苑の見どころ

(旧江戸城外桜田門)

秋と言えば…食欲の秋や読書の秋を思い浮かべる方も多いと思います。

11月3日は文化の日ということで、この季節にぴったりな「文化の秋」をテーマに皇居周辺にある重要文化財のご紹介です。

 

皇居周辺でも重要文化財があるのをご存知でしょうか。

 

旧江戸城外桜田門

外桜田門は寛永年間(1624~1644)に建設されたとされ、現在の枡形門は寛文3年(1663)に再建されたものが基になっています。

この門は、万延元年(1860)に起きた井伊直弼の暗殺事件「桜田門外の変」で特に有名です。

江戸時代からの貴重な遺構として、内桜田門(桔梗門)や平川門と共に、枡形門の典型的な形式を見ることができます。

昭和36年(1961)には重要文化財に指定され、その歴史的価値が認められています。

 

交通:有楽町線 桜田門駅/丸の内線・日比谷線・千代田線 霞が関駅

 

旧江戸城田安門

この枡形門の創建年代は不明ですが、慶長12年(1607)に焼失した記録があり、慶長年間にはすでに存在していたと考えられています。

現在の田安門は、寛永13年(1636)に再建されたものです。

田安門の枡形形式は、曲輪内に埋め込まれたいわゆる入枡形で、江戸城では最も一般的な右折枡形の一つとされています。

現存する江戸城の建築遺構の中では最古のものであり、昭和36年(1961)には国の重要文化財に指定されています。

 

交通:東西線・半蔵門線・都営新宿線 九段下駅

 

旧江戸城清水門

清水門の創建年は不明ですが、元和6年(1620)にはすでに存在していたとされています。

寛永元年(1624)に再建されたものの、明暦3年(1657)の大火では類焼したと考えられています。

現在の清水門は万治元年(1658)に再建されたもので

昭和36年(1961)には国の重要文化財に指定され、その歴史的価値が認められています。

 

交通:東西線・半蔵門線・都営新宿線 九段下駅

 

 

これらの門は江戸時代の建築や歴史的な出来事と結びついており、訪れることで当時の雰囲気を感じることができます。

いつでも自由に行き来できる場所に、重要文化財が存在していることを知らない方も多いかもしれません。

この機会に、身近にある文化財を改めて探してみてはいかがでしょうか。

その中には、今まで知らなかった魅力が隠れているかもしれません。

 

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