【9/3】秋の訪れ
ススキ
まだまだ厳しい暑さが続いていますが、秋の虫たちの声が徐々に聞こえ始め、季節の移ろいを感じさせます。
園内にも少しずつ秋の気配が漂い、自然の変化が楽しめる時期となりました。
今回は北の丸公園でみつけた秋の植物をご紹介します。
ピラカンサ
10月ごろになる真っ赤に熟し緑の葉とのコントラストが美しいピラカンサ。
実が熟すと多くの野鳥が訪れる観察スポットにもなります。
イチョウ
秋に黄色く色づくイチョウ
ギンナンは雌雄異株の植物で、雌株だけ果実を付けます。
コムラサキ
9月ごろからぶどうのように小さな実が密集してなるコムラサキ。
あまり見かけない紫色の実が目をひく可愛らしい姿をしています。
リキュウバイ
少し変わった形をした実をつけるリキュウバイ。
星型のような小さな実をつけます。
ヤマボウシ
緑、黄色、オレンジ、赤という具合に色付いていくヤマボウシの実。
熟すとサクランボのような赤い実がたくさんぶら下がっている様子をみることができます。
ハナズオウ
サヤエンドウのような形をした実をつけるハナズオウ。
徐々に赤褐色になり春ごろまで実をつけています。
タイサンボク
大きな白い花を咲かせるタイサンボク。
花が散ると実がなり10月~11月ごろに熟すと、中からオレンジ色をした種子がでてきます。
一見変わらないように見える園内ですが、着実に秋の準備が進んでいます。
これから徐々に色づき始める植物たちの姿が、楽しみになってきました。
暑い日が続いていますので、散策の際には熱中症にお気をつけてお過ごしください。