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【6/26】平川門の魅力

皇居について

東御苑の出入り口の1つでもある平川門・平川橋をご存知でしょうか。

正門でもある大手門が有名ですが、今回は隠れた名門、平川門と平川は橋のご紹介です。

 

平川門、平川橋へは地下鉄竹橋駅1a出口または2出口が最寄りになります。

 

平川橋は江戸時代の姿をそのまま残す貴重な橋です。

その太鼓型の反りは、かつて橋の下を行き来する必要があったのではないかと考えられています。

 

欄干に残る擬宝珠はもともとは二重橋に備え付けられていたもので

明治20年に橋が架け替えられた際、ここ平川橋に転用されました。

 

大手門が正門とされる中で、本丸から近い平川橋は大奥の女性たちが行き来した場所でもありました。

 

平川門は江戸城の枡形門の中で唯一、二か所の高麗門があります。

平川濠の中に伸びた「帯曲輪(おびくるわ)」と呼ばれる細い渡り堤に繋がっています。

 

場内で死人や罪人などが出た際に

渡櫓門の脇に設けられたもう一つの門、「不浄門」から場外に出されていたそう。

 

江戸城の鬼門に位置し通りからは横向きになっているので見過ごされがちな門です。

 

重厚感のある大きな渡櫓門を通ると、皇居東御苑へ入園できます。

 

東御苑に足を運んだ際には、ぜひこの平川門・平川橋の歴史と美しさに魅了されてみてはいかがでしょうか。

 

皇居東御苑について

 

 

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