【5/3】GW特集 皇居周辺を散策しよう
気づけばGWも後半戦。
連休の時間があるときだからこそ、ゆっくり散策できる皇居周辺の歴史遺構の魅力をご紹介します。
楠木正成像
二重橋を正面に見据えるこの像は別子銅山開坑200年記念事業として献納され
高村光雲(たかむらこううん)、山田鬼斎(やまだきさい)、岡崎雪聲(おかざきせっせい)などにより、10年を費やし完成しました。
元弘3年(1333)に隠岐から還幸途次の後醍醐帝を兵庫の道筋でお迎えした折の勇姿を象ったそうです。
桜田濠・桜田門
「桜田門外の変」でも有名なこの門は
寛文3年(1663)に再建されたものとされ昭和36年に国の重要文化財に指定されています。
そばに広がる桜田濠は皇居周辺の濠の中でも最大規模を誇り、冬にはたくさんの渡り鳥が訪れています。
二重橋と伏見櫓
皇居前広場の観光スポットで一番人気のある橋と伏見櫓が拝めるこの景観。
手前の橋が「皇居正門石橋」、奥にある橋が「皇居正門鉄橋」といい
二重橋と呼ばれている橋は奥の「皇居正門鉄橋」のことを言います。
少し離れた場所から見ると2つの橋を綺麗にみることができるのでオススメです。
坂下門
当時は門前の橋を渡り枡形門をくぐって場内に入り左の坂を登ると西の丸御殿がありました。
普段は通り抜けることはできませんが
一般参賀や春と秋に行われる乾通り一般公開の際にだけ通ることができます。
桔梗門
桔梗濠に面した門で桜田門に対して内桜田門とも呼ばれています。
太田道灌時代の大手正門であったころから、瓦などに施された当家の家紋の桔梗にちなんで
桔梗門と呼ばれ親しまれていたようです。
桜田巽櫓
本丸の東南(辰巳)の方向にあることが由来とされ、桜田二重櫓とも言います。
江戸城には当時19もの櫓がありましたが、現在では伏見櫓・富士見櫓とこの桜田巽櫓の3基が残っているだけです。
桔梗濠の水面に映る桜田巽櫓から桔梗門・富士見櫓を望むことができる絶景ポイントです。
大手門
東御苑の出入り口にもなっている大手門。
江戸時代は江戸城の正門で本丸大手門と呼ばれ、高麗門前には大橋がかかっていました。
皇居東御苑
東御苑は皇居の東側に位置する21ヘクタールの庭園で
江戸時代には本丸や二の丸、三の丸など江戸幕府の中枢部がありました。
その後、皇居造営の一環として一部を皇居附属庭園として整備し、昭和43年に一般公開されました。
多くの歴史的遺構を見ながら、皇居の由緒ある豊かな自然を四季折々感じることができる
人気の観光スポットになっています。
和田倉噴水公園
皇居の広大な森とビル群が立ち並ぶ狭間の和田倉の地にあります。
この噴水公園は今上皇陛下のご成婚を記念して設立され
皇太子殿下のご成婚を記念し改修工事などが行われ現在の姿になりました。
周辺で働く方たちの憩いの場としても親しまれ、夜には美しい幻想的な景色をみることができます。
和田倉門と和田橋
皇居のお濠にかかる橋で江戸時代の木橋の姿が見られるのは平川橋とこちらの和田倉橋のみです。
大正12年の関東大震災で門は崩壊してしまい橋だけが残り
その後、現在の鉄筋コンクリートの橋脚に架け替えられました。
楠公レストハウス・売店
周辺の散策に訪れた際にお食事や休憩をしたり、ここでしか買えないお土産なども買うことができます。
インフォメーションコーナーには散策の際に役立つ「自分・自然歩きマップ」も置いてあります。
最寄り駅は大手町駅・二重橋前駅や桜田門駅などいくつかあるので、アクセスも便利なスポットばかりです。
少し足をのばせは北の丸公園でゆっくり自然・野鳥観察なども楽しめます。
散策の際は皇居・皇居外苑散策アプリをご利用ください♪
→https://fng.or.jp/koukyo/2020/11/07/kokyo-kokyogaien-app/