【4/27】和田倉噴水公園の魅力
和田倉噴水公園は、昭和36年に上皇陛下のご成婚を記念して創建された大噴水を
平成5年6月の今上天皇の御結婚を機に、「継続と新たな発展」をテーマに再整備し、平成7年6月に完成したものです。
公園正面に設置されている3基の大噴水は当時のままの姿を残しています。
大噴水後方には幅30m高さ5.5mの位置から流れ落ちる滝と地球をイメージしたモニュメントがあり
流れ落ちる水の様子は美しいレースのカーテンのよう。
夜はライトアップされ、昼間の雰囲気とは違った幻想的な空間を楽しむことがでます。
公園の入口の一つである和田倉橋。江戸時代の木橋の姿がそのまま残されています。
関東大震災の際に門は崩壊してしまいましたが、橋だけが残り現在の鉄筋のコンクリートの橋脚に架け替えられました。
江戸時代以前は漁業が盛んな東京湾の日比谷入江に面しており
その後、埋め立てられ現在の形に変わりました。
和田倉の「ワダ」とは海を意味し、当時この辺りが海だったことを知る貴重な場所でもあります。
近代的な雰囲気が感じられつつも、江戸時代の面影を今に残す和田倉噴水公園。
皇居周辺に訪れた際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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