【12/15】北の丸公園の魅力をご紹介~冬~
九段下駅のすぐそばに位置する北の丸公園。
四季折々の草花や生き物たちに出会える都会のオアシス的存在であり、
国の重要文化財などが残る歴史が学べる公園でもあります。
北の丸公園は江戸城の北側に位置しており、三代将軍家光の時代には屋敷がありました。
田安家と清水家の屋敷地が幕末まで続き、昭和天皇の還暦を記念して公園として整備されました。
園内には田安門や清水門など江戸城の遺構が残っています。
すぐそばには千鳥ヶ淵があり、濠沿には桜並木が続いています。
春には桜の名所になっており多くの人が賑わう桜スポットです。
清水門は創建年数は不明ですが、1620年には存在していたといわれています。
現在の門は1658年に再建されたもの。1961年に国の重要文化財に指定されています。
雁木坂という石と土で作られた急な階段が残っており実際に上り下りすることができるので
当時の様子を知ることができる貴重な場所です。
開園に合わせてつくられた小さな滝。
夏には滝の音が清涼感を漂わせる涼スポットになり
秋にはモミジが赤や黄色に色付き紅葉スポットになっていたりと
都会で働く人々の癒しの空間になっています。
園内には野鳥が好む木の実がたくさんありバードウォッチングを楽しむこともできます。
冬の時期は木々の葉が落ちるので、バードウォッチングがしやすい時期になるのでオススメです。
運が良ければカワセミに出会えるかもしれません。
四季折々、色々な姿を楽しむことができる北の丸公園。
紅葉の季節が終わるとなかなか散策に行く機会が減ってしまいますが
ぜひ、その時期にしか見ることのできない景観を楽しみに北の丸公園へ訪れてみてはいかがでしょうか。
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