【10/30】東京文化財ウィーク ~皇居周辺の重要文化財~
【楠木正成像】
東京文化ウィークとは、文化財を知ってもらうため文化の日(11月3日)の前後に行われるイベントです。
皇居周辺にも重要文化財があるのをご存じでしょうか?
今回は皇居周辺で見ることのできる重要文化財のご紹介です。
【江戸城跡・皇居外苑 ~特別史跡~ 】
皇居は幾つものお濠によって隔てられ
皇居外苑~皇居東御苑~北の丸公園地区とつながっています。
そこには、江戸時代当時の遺構が今も残されつつ
変化していく周辺の環境と調和している時代の流れを見ることができます。
二重橋の前には玉砂利が敷き詰められ、黒松林との美しい景観をみることができます。
皇居周辺の中で人気スポットの1つです。
【桜田門】
「桜田門外の変」で有名な桜田門。
江戸時代からの遺構として昔のままの枡形門の典型的な形を残しています。
「桜田門」「田安門」「清水門」は国の重要文化財に指定されています。
すぐそばには皇居内最大の濠「桜田濠」があります。
お濠の前に佇む姿は今も変わらず美しい景観です。
場所:桜田門駅 徒歩1分
【田安門】
田安門は東西を深い牛が淵と千鳥ヶ淵に囲まれ、門の前は坂道になっています。
江戸時代当時、この周辺は田安台と呼ばれる百姓地で
田安明神があったことのが名前の由来と言われています。
現在は北の丸公園の出入り口としていつでも通ることができます。
春には多くの人で賑わうサクラの名所になっています。
場所:九段下駅 徒歩3分
【清水門】
創建年代は不明ですが、元和6年(1620)には存在していたと言われ
現存する門は万治元年(1658)に再建されたものです。
江戸城跡の中で唯一「雁木坂」と呼ばれる当時の階段が残されており
実際に昇り降りすることができます。
場所:九段下駅 徒歩5分
重要文化財に指定されていませんが
櫓や門・銅像など他にも多くの歴史遺構を身近で感じることがでる皇居周辺。
歴史散策に訪れてみてはいかがでしょうか?
今回、ご紹介した場所がポストカードとして
楠公レストハウス内のインフォメーションコーナーに置いてあります。
訪れた記念に、手紙や日記など思い出を残してみてはいかがでしょうか?
※数に限りがございますので、ご了承ください