【10/20】皇居外周 5㎞の散策コース
過ごしやすい気候の日が増え、今年の秋はどこにお出かけしようかな?と考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
皇居周辺は東京駅を中心にJR線や地下鉄の駅が多くあり、交通の便が良いため
いくつかの駅から散策をスタートすることができます。
今回は千代田線の二重橋前駅をスタート地点にして
大手町駅→竹橋駅→半蔵門周辺→桜田門駅→二重橋前駅 約5㎞のルートを歩いてみたいと思います。
二重橋前駅B6出口を出て進行方向にまっすぐ進むと正面に皇居前広場が広がっています。
内堀通りを右に曲がり道路沿いに進んで行くと大噴水が目印の和田倉噴水公園が見えてきます。
向かい側には桔梗濠があり巽櫓や桔梗門をみることができるフォトスポットです。
お濠沿いに進むと東御苑の入り口でもある大手門が見えてきます。
お濠を左手に見ながらさらに進んでいくと、竹橋駅(毎日新聞社)方面に向かいます。
竹橋駅3a出口のそばには平安遷都の推進、造都において活躍した和気清麻呂像が立っています。
その先の平川橋を過ぎ、竹橋を渡ると、左手には北桔橋門、その先には乾門が現れます。
通りを挟んだ向かい側には緑豊かな北の丸公園があり、江戸城北の丸の歴史遺構や自然に親しむことができますよ。
さらに道なりに歩いていきましょう。
しばらくすると視界が開け、千鳥ヶ淵と半蔵濠が現れます。
この辺りは春になるとお花見スポットとして人気の名所です。
半蔵門を過ぎ、目前に広がるのは皇居のお濠で最も大きな桜田濠です。
これらすべて江戸城の遺構であることが驚きですね。
通りをはさんだ向かい側には「国立劇場」「最高裁判所」「国会議事堂」などが位置していて、
江戸時代と現代を行き来しているような気分になります。
皇居周辺の道路には県の花のプレートが埋め込まれているのをご存じでしょうか?
自分の出身県を探しながら歩くのも楽しいかもしれませんね。
桜田濠を抜けると桜田門駅にたどり着きます。
駅の目の前に現れるのが、桜田門外の変で有名な旧江戸城外桜田門(重要文化財)です。
桜田門を抜けると目の前にはビル群が広がっており、左手には二重橋があります。
クロマツ林を抜けて道路を渡り右手側に進んでいくと
今回のゴール地点にもなる東京の三大銅像 楠木正成像の姿が。
近くには楠公レストハウスがあり、お食事や休憩をすることができます。
売店では皇居参観の記念となるオリジナルのお土産も販売していますので是非お立ち寄りください!
都心のビル群に囲まれながらも当時の面影を今なお残す皇居外苑。
この時期は外周の木々の紅葉などを楽しみながら散策をされてみてはいかがでしょうか。