皇居周辺の野鳥たち ~身近な野鳥~
【写真:アオサギ】
皇居周辺はお濠と自然に囲まれている為、数多くの野鳥たちに出会うことができます。
季節によっては渡り鳥たちも訪れるまさに都会のオアシス的な存在。
「愛鳥週間」ということで身近で見られる野鳥たちのご紹介です。
【スズメ】
最も身近で愛らしい姿を見せてくれるスズメ。
生垣を寝床にしているのか出入りする姿をよく見かけます。
楠木正成像の馬の尻尾にも巣を作っているので銅像近辺にいらした際には要チェックです。
【ムクドリ】
皇居外苑では芝生の上を歩いている姿をよく見かけます。
くちばしと足が黄色いのが特徴的。
【ヒヨドリ】
尻尾が長めで全体が灰色がかっており頬が褐色、甲高い声で鳴くヒヨドリ。
花の蜜が好物なのでサクラの時期はよく蜜を吸っている姿を見かけます。
【メジロ】
名前の通り目の周りが白く、全体的に緑色かかっているのが特徴。
ヒヨドリ同様に花の蜜が好きなので、ツバキやウメの花などのそばで見られます。
【カワラヒワ】
全体的に褐色ががっていますが、羽が黄色。
飛んでいる姿を見かけたら鮮やかな羽の色を見ることができるかもしれません。
【コゲラ】
日本最小のキツツキで北の丸公園でも見ることができます。
冬には木の中にいる虫を食べることがあるので、木の幹をつつく音が聞こえたら近くにいるかもしれません。
【シジュウカラ】
頭が黒く頬の辺りが白いのが特徴的でスズメほどの大きさをしています。
せわしなく動き回っている姿をよく見かけます。
【カワセミ】
青色がかった体にお腹のオレンジ色が特徴的なカワセミ。
北の丸公園での目撃情報が多く、見られたらラッキーな野鳥。
【写真:カルガモ】
お濠では水鳥たちが泳いでいる姿が見られます。
冬に訪れる渡り鳥が多いですが、1年を通して見かけることができる水鳥たちもいます。
都心でも公園の池などでよく見かけるカルガモ。
芝生の上で日向ぼっこでもしているのか、くつろいでいる姿を見かけます。
【オオバン】
真っ黒い体に白い模様が特徴的なオオバン。
遠くにいてもすぐに見つけることができます。
今回紹介した野鳥たちは街中でも比較的に見ることができます。
自宅付近で見かける姿と皇居外苑で見かける姿を見比べてみたり
改めて鳥の生態について調べてみたりするのも面白いかもしれません。
野鳥観察をする際は近づき過ぎず静かに見守ってあげてください。