GW ~江戸城の遺構と都心のオアシス~ 北の丸公園編 【5/2】
北の丸公園は旧江戸城の本丸や吹上御所と接しその北側に位置しています。
昭和44年に昭和天皇の還暦を記念して北の丸公園として整備され一般公開されました。
四季折々、豊かな自然に親しむことのできる北の丸公園は
人だけではなく動物たちにとってもまさに都心のオアシス的な存在です。
今回は北桔橋門を渡った北の丸公園の南側あたりから出発をします。
【吉田茂像】
科学技術館を通り過ぎた右手側に位置する花木園。
そこにひっそりと立っているのは武道館で国葬が行われた第45代内閣総理大臣「吉田茂」の銅像です。
春には周囲に様々なサクラが咲くので隠れたお花見スポットでもあります。
園内には他にもいくつか銅像があるので像巡りも楽しみ方の1つですね。
【清水門】
吉田茂像の先にあるのが江戸城跡の中で唯一「雁木坂(がんきざか)」が残る清水門。
高さがあり幅のある階段は登りにくく間の空いた階段の形が
水鳥の「雁」に似ていることから名付けられたそうです。
【滝】
吉田茂像前まで戻り、広い芝生エリアを抜けた先にひっそりとある滝をご存じでしょうか?
夏には新緑に囲まれた緑陰の散策には最適な場所です。
【田安門】
緑道を進みながら日本武道館の方に進んで行くと園内の出入り口でもある田安門が見えてきます。
江戸城の門の中で、入り口が急な上り坂となっている田安門。
牛ヶ淵と千鳥ヶ淵に囲まれ、南側を江戸城の中心に接し北側が高い北の丸台地を形成しています。
【千鳥ヶ淵】
田安門を抜けた先にはサクラで有名な千鳥ヶ淵が広がっています。
春には多くの人で賑わう人気スポットの1つです。
田安門を抜けると九段下駅がすぐそばにあり北桔橋門方向から行くと約40分のコースです。
園内は木々も多く広々としているので、散策に疲れたら一息するのにもオススメ場所。
3回に分けてご紹介しましたが、ゴールデンウイークに行ってみたい場所は見つかりましか?
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