GW ~江戸城の遺構と都心のオアシス~ 東御苑編 【4/30】
【大手門】
大手門から東御苑内を散策しつつ北の丸公園方面へ抜けるルートのご紹介です。
東御苑は江戸城の本丸・二の丸・三の丸跡を整備した庭園で広さは約21万㎡。
園内では門・櫓・石垣などの歴史遺構と四季折々の草花を楽しむことができるため一年を通して多くの来園者で賑わっていますよ。
現在はツツジやフジ、6月になると二の丸庭園で84品種に及ぶショウブをみることができます。
【百人番所】
本丸と二の丸に進む分岐点に位置するのが長い平屋作りの百人番所。
当時は鉄砲百人組と呼ばれる人たちが昼夜警固にあたっていたそうです。
【二の丸庭園】
二の丸庭園は江戸時代には将軍の別邸や世継ぎの御所があった場所です。
日本庭園は東御苑の公開にあたって九代将軍の家重時代の庭園図を元に復元されました。
池では上皇陛下のご提案で誕生したヒレナガニシキゴイを見ることもできます。
【諏訪の茶屋】
二の丸庭園のそばにあるこの建物は諏訪の茶屋。
明治45年、吹上御苑の中に建てられたお茶屋で東御苑の開園の際にこの場所に移築されました。
【天守閣跡・大広場】
汐見坂を上りその先に広がる大広場が、本丸御殿の大奥と中奥があった場所です。
天気の良い日には多くの方が芝生で寛ぐ姿を見かけます。
大広場の奥に佇んでいるのが江戸城のあった天守跡地。
当時の石垣が残っており焼け跡などがみられます。
【桃華楽堂】
天守閣跡の東側にあるモザイク壁画に彩られた建物。
昭和41年、香淳皇后の還暦を祝い建てられた音楽堂です。
【北桔橋門】
東御苑の出入り口の1つである北桔橋を渡ると北の丸公園の方面へ出ることができます。
今回ご紹介したのは大手門から北桔橋門まで約50分のルートですが
園内は自由に散策ができるので50分では回ることができないほど見どころがたくさんあります。
東京駅や大手町駅、竹橋駅からもお越しになれますので
お近くに来た際は散策してみてはいかがでしょうか。
東御苑について
→https://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html